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沖縄に神社はない!?(沖縄南部)

初上陸沖縄

沖縄には飛行機で行く人が多いと思います。
僕も鹿児島空港から出発して1時間30分で那覇空港に到着しました。
初めての那覇、1回目の那覇は3泊の予定。ある程度予定を立てて、後は現地で予定を立てる事にしました。
那覇空港の大きさは国内ではおそらく中規模。コロナの影響、4月中旬という事もあり人は少なかったです。
何週間か後のGW中にも那覇空港に来るのですが、その時は流石に人が増えてました。
空港からはモノレールを利用。
初めてのモノレール。地下鉄と違って切符にQRコードがあり改札で読み込むシステムになってます。街中の上空を移動するのは気持ちの良いものです。
那覇市の主要な場所には停車するので首里城などはモノレールで行くのをお勧めします。

那覇市

街中は鹿児島の天文館よりも栄えている印象でした。
建物の高さ、多さは南部では福岡に次ぐスケールなのではないかと思います。僕が拠点にしたのは旭橋。空港からだとモノレールで10分ぐらいの場所です。那覇港に近いためホテルも多く、飲食店も充実してました。
もちろん国際通りの近辺に比べると小規模ですが、スーパーやコンビニもあり問題なく過ごすことができました。
国際通りまでは歩いて2キロほど、市役所を越えると直ぐに着きます。
モノレール旭橋駅の側にバスセンターもあるのでバスで移動の方には拠点にするのをお勧めします。

琉球神道

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沖縄は琉球王国といい独自の国家、文化、文明、宗教がありました。
琉球神道と呼ばれ、自然そのものを奉り、神と崇め、女性の祭司(ノロ)がいました。自然の神を祀る場所を御嶽(うたき)と呼び、日本神道の神社のように今現在も大事にされています。
中国や東南アジアとの貿易が盛んで、影響を多く受けていた琉球王国に日本文化が入ってきたきっかけになるのは薩摩藩の琉球侵攻によるものでしょう。
今現在沖縄には数多くの神社が存在しますが、琉球八社という、琉球王国から特別な存在として扱われた8つの神社があります。那覇市には「波上宮(なみのうえぐう)」「沖宮(おきのぐう)」「識名宮(しきなぐう)」「末吉宮(すえよしぐう)」「安里八幡宮(あさとはちまんぐう)」「天久宮(あめくぐう)」と6つありますのでお好きな方はレンタル自転車で1日で回れると思います。もう2つは国頭郡金武町にある「金武宮(きんぐう)」、宜野湾市(ぎのわんし)にある「普天満宮(ふてんまぐう)」遠いのでバスかレンタカーが必要になります。

首里城

世界遺産登録されている那覇の観光名所です。
モノレールでアクセスしやすいです。首里城は高台の上にあり周りは坂が多いので動きやすい格好で行くことをお勧めします。
1時間程で首里城を回ることができます。僕が訪れた時はまだ火事の後の修復作業をしてました。第2次世界大戦の時にほぼ全壊している事に比べると小規模の修復かと思います。造って、壊して、また造って。人間の凄さを感じると共に切ない気持ちにもなりました。
個人的には頂上付近にある御嶽に感動しました。もしかしたらこの御嶽だけは本当にずっと残っているのかもしれません。そう思うと、すごく尊敬の念が生まれて来ました。
後は、首里城外壁に巣を作っているイソヒヨドリが可愛かったです。鳴き声が綺麗で人懐っこく、人間の近くをウロチョロします。雄が綺麗な青色をしてますので是非観察して見てください。


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首里城近辺には泡盛の蔵が3蔵あります。
泡盛を作り王様に献上していた歴史があります。
この3蔵は琉球王府は⾼い品質を保持するために、首里三箇と呼ばれる⾸⾥の城下町、崎⼭・⾚⽥・⿃堀でのみ泡盛の醸造を許可し厳しい管理下におき、伝統の味を守り続けてきた歴史があります。
泡盛好きな方もそうでない方も訪れる価値があると思います。

沖縄に来たら、御嶽、神社、泡盛をキーワードに動くと歴史を感じられる旅になることでしょう。
次回は沖縄南東部をご紹介させて頂きます。

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