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賃貸マンションリノベプロジェクト#8 和室を洋室に

今回は和室の畳を外して根太をひき、フローリングを張って洋室へと変更するリノベーションです。そういうと簡単っぽいですが、易く行うは難しで、いつものことながら色々と手こずりました(なんやかんやと毎回悪戦苦闘です)。今回のポイントは廃材を活かしたリノベ手法。「捨てればゴミ、使えば資源」の心得です。

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東側の和室です。窓からは中庭の欅の木が見えます。ここを気持ちの良いフローリングの洋室にリノベーションしたいと思います。

窓下のモルタルが剥がれ落ちているため、腰板を張ってカモフラージュします。腰上はすでにアレスシックイを塗りました。                  ※モルタルの損傷は窓の開けっ放しが原因で吹き込んできた雨水の長期放棄が原因ではないかと推測しています。

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畳を外したら、木毛セメント板が現れました。これは厄介です。根太を打ち付けるのになかなかビス止めが難しい、、

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フローリングの根太材には、生け捕りした吊り棚の廃材を利用します。捨てればゴミ使えば資源です。

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廃材を利用して根太を組みます。水平を保ちつつ、木毛セメント板を打ち付ける作業に苦戦しました。下地が軟弱なのでビスがなかなか止まらないのです。古民家ドクターの岡村さんご指導のもと悪戦苦闘しながら施工していきます。

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根太が組み上がったら、その上に針葉樹合板を張ります。

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キレイに張れました。このままでも案外いいかも。腰板の基礎にも針葉樹合板を張りつけます。

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腰板には杉の羽目板を一枚一枚張りました。この部屋には比較的「赤め」の杉板を選んで張りました。名付けて「赤の部屋」です。(そのままですが、、)

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中庭の欅の木も青々しく茂ってきました。季節は夏です。

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床もキレイに張りました。

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和室のなごりで障子はそのままにしました。ちょっとアクセントになって雰囲気いいですよね。

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窓から中庭の欅の木が見えて贅沢です。「景色を部屋に取り込む」いわゆる借景の考えですね。3部屋のなかでは一番贅沢な部屋ができました。

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続いて、玄関口の壁面を少しアレンジしようと思います。

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まずは、解体した吊り棚から化粧材として使っていたラワン材をキレイに剥ぎ取り裏側の接着剤をキレイに削ぎ落とします。

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で、両面テープと木工用ボンドを隙間なくつけます。

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こんな感じです。(途中で木工用ボンドが足りなくなってホームセンターへダッシュ)

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はい、壁面の腰板として利用しました。いかがでしょうか。

廃材も「捨てればゴミ、使えば資源です」

ということで、以上が和室から洋室への一連と壁面のアレンジでした。 チャンチャン

まとめ


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