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前提を知ってもらうのは、ドラえもんに4次元ポケットがあるのと同じくらい大事な話〜ケツ山さんのnoteを読んで〜

今回読んだケツ山さんのnoteが一段と面白かったので、その思考が冷めないうちにアウトプットしていく。
(なお、タイトルのドラえもんは伝わりやすくするための比喩として使っただけなので、本文には一切関係ない)


【ケツ山さんのnoteの内容】
情報発信における世界観の共通認識を作ること。


世界観の共通認識を作るとは、簡単に言うと大前提の構築のことだ。

そしてこのnoteでは、共通認識を作ることを「大前提の構築」と定義した上で話を進めていく。



◆◇大事なのは、世界観を構築するための大前提を皆んなに知ってもらうこと ~カレー屋ではカレーが出る~ ◇◆


人は、大前提があり、それに沿ったメニューが出てくると、言わずもがな、無意識のうちに安心する生き物である。

カレーの看板を出してる店でカレーを出すのはこの世界では当たり前のことだろう。

それはこれまでにカレー屋ではカレーを出すことで、カレーを食べたい人が美味しく食べてくれた過去があるし、疑いようのない事実だ。

だがこれが、カレー屋でシチューが出てきたら「違和感」にさいなまれる事だろう。

このように、看板に沿ったメニューが出てこない場合の違和感がある事で、人の中で無意識にズレが生じ、リピートしようという気もなくなってしまう。

それこそが人が離れていく原因である。

そして今回ケツ山さんが言ってたことは、自分の土俵やフィールドでの情報発信において、「何を発信するか」という大前提を構築することは非常に大切であるということだ。

少し話は逸れるが、今の時代、「誰が言うか」だけでは足りないと思っていて、そこから更にレベルアップした「誰が、何を言うか」が大事になって来ているように思う。

めちゃくちゃ実績がある人が、「お金の稼ぎ方」を発信しようと意気込んでる中で、

全然関係のないアイドルのライブの情報を発信したらどうなるか想像が付くだろう。単純に「興味がない」「あなたから聞く必要はない」で片付けられて終わりだ。

仮に、アイドルのライブの情報を使ったお金の稼ぎ方を発信するとなれば話は別だ。かなり差別化にもなるだろう。

だが、そうではない場合、お金の稼ぎ方を知りたい人はシンプルに離れていく。単純な話だ。

話を戻すと、その大前提の構築の話が、今回読んだケツ山さんのnoteで、アニメに例えられてめちゃくちゃスっと入ってきた。

ワンピースならルフィがゴム人間として文字通りのびのび出来て、NARUTOならナルトが螺旋丸を使って、進撃の巨人ならエレンが巨人化するのも全て、大前提の構築が初めにされているからである。

ここで同じ内容を僕が語るのは無粋だと思う。だから今回読んだケツ山さんのnoteのリンクを貼っておくので、こちらから読んで見てほしい。かなり面白い。

そして僕自身もアニメは結構好きなので、アニメネタを使って言語化されたものが体に染み込むように入ってくるという気付きも得た。



◆◇大前提の構築はリアルでも使える。その方法は○○を使うこと◇◆


そして、大前提の構築というのはオンラインでもそうだが、オフライン、つまりリアルの場でもかなり有効な手段である。

僕は弁論術(簡単に言うと、人を説得する方法)というのを学んでいるが、人と話す時にも大前提の構築を出来る人は、必然的に伝えることが上手い。

そもそも、人間というのは、完全には物事をフラットな状態で見ることが出来ない生き物である。

どうしても前提に引っ張られる生き物なのだ。

そこを考慮した上でお伝え出来ることは、前提の構築をすることが出来れば、その前提を基準に話を聞いてもらうことが出来る。

そしてその前提を相手の脳に無意識に埋め込む方法として、有効なのが「枕詞」である。

国語を学んだことがあるあなたなら、聞いたことくらいはあるだろう。

例えば、前提を構築する枕詞のフレーズはこんな感じ。

・今から話す内容は、誰も知らない機密情報なんだけど、、、

このような枕詞を挟んで話をされたらあなたはどう思うだろうか。

そんなに大事な話なのか。聞き逃したくないな

と無意識に思うはずだ。

このように前提を構築する枕詞を巧みに使うことが出来れば、人の無意識の書き換えと言うのが出来るようになる。

他にも使える枕詞は無数に存在する。

そして前提を構築したいと思った場合の枕詞の例は次のとおりである。

✅"美味しいスイーツのお店があるんだけど"一緒に行かない?(美味しいスイーツの話)
✅"これは僕が過去一驚いた事なんだけど"、歩いてたら前と後ろから同時に2匹の犬に襲われた。(過去一驚いた話)


このように前提の構築をすることで、「この人はこれから○○について話をするんだ」ということが伝わりやすくなる。

よって、そこから話される内容がスっと入っていきやすくなるのだ。

要は、人の脳みそに前提を構築出来たら、物事を伝えるのは容易にもなってくる。

そのくらいに枕詞の重要性は高い。

オフラインでもオンラインでも、発信者として物事を違和感なく伝えたい時は、枕詞は最重要項目であると言える。

そして、冒頭でお話したように、大前提があって、それに沿ったメニューを提供し続ける限り、あなたの世界観は保たれる。

意識して使ってみて、あなたが世界観を構築するのを楽しみにしてる。

そしてこのような、人のnoteを読んでアウトプットしたものはマガジン「ふくろうの聖書」にまとめてるので、是非こちらもチェックしてほしい。



最後に

ケツ山さんのnoteなどを見てて思うことは、様々な事象を最大限まで抽象化して、別の最大限に抽象化された情報同士を結び付ける能力が高いということ。

一見すれば全然関係ないことでも、ケツ山さんの手にかかれば何でも本質のところで繋げてくる。

それが毎回面白くて、「次は何と何が繋がるんだろう」とワクワクしながら記事を読んでいる自分がいる。

この、本質的なところで物事を繋げることを「メタ思考」とも言うが、メタ思考は僕も鍛えてる最中なので、今後の僕の文章にも興味を持ってもらえると嬉しい。



ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
それではまたお会いしましょう、バイバイっ











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