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届かない声(短編小説) それでも前を向いて歩いていこう! ASD

※ヘッダーは、前向きに生きていく!という意味で長編小説「それが故に君が好きで」の決意に満ちた主人公から、以下本編です。


なんとなくpixivのページを放浪していた時だった。
ひょんなキッカケから元友人のノイズさんのページへ足を運んだ。

何故か、絵は整理されているが、最近公開された絵も相変わらず上手だった。

……。


某年 某月 (pixivメールやりとりにて)


to ノイズ

始めまして、本当に絵がお上手ですね。 
間接的関連になりますが。 そちらの絵にこの小説のイメレスお願いしてもよろしいでしょうか?

from ノイズ

全然どうぞー。 小説拝見しました。 アレはアレでありですねー。
面白かったです。
どうせならもう少し続きを書いてえっちぃシーンでも!(滅
でもボクは、S×P 派なので予めご了承ください(・w・)

※因みに、しろく〇カフェの話です S P はキャラのイニシャル

to ノイズ

あれはあれで、ただたんに続きを妄想しただけなので
自分もどちらかというと そっちのカップリングの方に興味がありますかねw
あ、イメレス 承認ありがとうございました。
続きは うーん…。 そこまで言われたら書いちゃおうかな!


fromノイズ

おー 続き、wktk
○○さんの作品は、気がつけばすーっと読んでしまいますね。
これからも頑張ってください。 では、 またなにかありましたら。
(続きがいつ頃upになるとか 続きはどんな感じだとか 続きは…ry)

-数ヵ月後


to ノイズ

お久しぶりです。 そう言えば、ファイナルクエストⅩやっているみたいで
もし良かったら ご一緒したいです。 ※因みにDQ10です


from ノイズ

あー はいはい、 全然良いですよ、自分も基本ぼっちプレイなのでw

そんな感じでボクはノイズさんと交流を持った。
そして、約1ヶ月 ネトゲーでの交流をして その途中でスカイプで繋がった。

課金制というのもありお互い余りそのネトゲーをすることはなくなったが。

それでも良い創作友達になれていた。 

ノイズさんはボクの年上でもあり、ネチケットの指導もしてくれた。

そんな良い友人関係ではあったのだが、突然亀裂が入った。


キッカケは、些細な事だった。 ボクが人間関係の相談を持ちかけたことであった。

そして、その些細な相談で ノイズさんとの距離が出来てしまった。
なんとなく分かった。ノイズさんはボクに投影しているんだろうなと。


それから何度か話しかけたのだが、ノイズさんは無反応だった。

引きずってしまうボクは、結果的にコンタクトを切らざる終えなかった。


全部は覚えてないけど、それでも結構思い出がある。

ネットゲームにて、一緒に100匹討伐やったり、互いの作品の意見交換をしたり。 ※因みに100匹や特定数討伐すると小さなメダルがもらえました

たわいもない話で盛り上ったり。

そんなやりとりをして笑っている自分を思い出すと ちょっと寂しい気持ちになる。
 
でも悲観的になっても仕方がないのだ。 ノイズさんとの関係が戻ってくるわけでもないし

今は、前を向いて歩くしかない、ノイズさんに教えてもらったことを時々思い出しながら。

そして、pixivのメッセージを送るをクリックし文字を入力し始める。


to ノイズ

いかがお過ごしですか? めっきり寒くなってきましたがお体に代わりはないですか?
二人のマフラー すっごい素敵でした。片方がぞっこんで、片方は、少し照れた表情で。
今後もこの二人の絵楽しみにしてます。

そこまで文字をうった後、ボクは、そのままpixivのメッセージ送信ウインドウを閉じた。


未熟なボクにあれこれ指導してくれたノイズさんには
今でも感謝している。


ただ 意味もなく、外に出て、寒空の下 空を見上げて想う。

ノイズさん、お元気で…、いつかまた一緒に笑い会える日が来ますように。


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