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8月7日はオクラの日。オクラ農家の声や歴史などオクラの豆知識を一挙紹介!

なぜ8月7日がオクラの日なの?


8月7日は旧暦の七夕の日。オクラの切り口が星型であることから、この日にオクラを食べれば短冊に書いた願いがより叶うのでは…という思いで岩手県盛岡市で青果業を営む「やおやささき」が制定し、日本記念日協会によって認定されました。

願いが叶うことだけではなく、夏に旬を迎えるオクラを食べて夏バテを防いでもらいたいという思いも込められているそうです。オクラはポリフェノールや食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB2などの栄養を豊富に含んでおり、疲労回復効果が期待されています。

▼詳しくはこちらのnoteをご覧ください

オクラといえば、緑色で断面が五角形のイメージが一般的ですが、実はいろいろな種類があります。大きくなっても柔らかくて粘りも強い「白オクラ」や沖縄で古くから栽培されている「島オクラ」、断面が丸く身も柔らかい「丸型オクラ」、鮮やかな赤紫色をした「レッドサン」などがあります。

国内のオクラ出荷量(販売量)は平成12年は9,625トンでしたが、令和2年度の出荷量は11,000トンにものぼり(出典:農林水産省 地域特産野菜生産状況調査)、オクラがおなじみの野菜となっている様子が伺えます。

実はオクラは日本語じゃない!?オクラの深い歴史




「オクラ」という名前が日本語ではないことをご存じでしょうか?実は英語で、日本ではもともと「アメリカネリ」と呼ばれていました。


オクラの原産地はアフリカ北東部といわれており、そこから中央アジアやインドへ広がり、17〜18世紀頃にはアメリカ大陸にも渡りました。紀元前2000年の古代エジプトでも栽培されていた記録もあるそうです。

日本へ伝来したのは幕末〜明治初期ですが、当時は観賞用として楽しまれていたそうで、食用として広く普及したのは1970年頃といわれています。

今では世界各国でオクラが栽培されており、2020年の世界生産量トップがインド約637万トン、2位がナイジェリア、3位がマリと続きます。

萎びたオクラを復活させる!?オクラ農家が教える裏技


オクラ生産量日本一の鹿児島県。同県の指宿市にある「緑の宝石 前川農園」の代表 前川信男さんに、萎びたオクラを復活させる裏技を教えてもらいました。

「採れたてのオクラは、ポキッと折れるほどしっかりしているのですが、流通の関係でスーパーに並ぶ頃にはどうしても萎びてしまいます。でも、簡単にシャキッとしたオクラに戻す方法があるんですよ。オクラを水洗いして、濡れたキッチンペーパーに巻いたまま冷蔵庫に2時間くらいおいてください。そうすると水分が戻ってシャキッとしたオクラに戻ります」と前川さん。

皆さんもぜひ試してみてくださいね。

今後はオクラパウダーのレシピをご紹介します!


さまざまなオクラの豆知識をご紹介しましたが、いかがでしたか?いつも食べているオクラに歴史や栄養がギュッとつまっていることを知ると、もっと美味しく感じられるような気がします。
ソノリク農作物劇場では、オクラを丸ごと粉末にした無添加オクラパウダー「御来楽(おくらく)」を企画・販売しています。今後はこちらのnoteで「御来楽(おくらく)」を使った新しいレシピを更新していく予定です。ぜひお楽しみに!



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