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2021年に朝日カルチャーセンターにて開催された、福岡伸一による講座(全2回)を編集して掲載…
『ビーグル号航海記』でも『ドリトル先生航海記』、あるいはへイエルダールの『コン・ティキ号…
《◀︎「サンタ・クルス島ガラパゴス旅日記」を読む》 ゴムボートはマーベル号の船尾に突き出したデッキに頭をくっつけると、さっそくデッキ側に待っていたもうひとりの船員がロープを手繰り寄せて、ボートを固定してくれた。彼の太い腕を借りて、マーベル号に乗り込む。 船長以下船員の人たちと、我々、探検隊がそれぞれ自己紹介しあって挨拶した。それが、先に述べたクルーメンバーである。 マーベル号船長ヴィコ、副船長グァーポ、船員フリオ、料理人ジョージ。ボートで迎えにきてくれたのは、グァーポ副
マーベル号は、サンタ・クルス島のプエルト・アヨラ港から出航する(プエルトはポート、つまり…
マーベル号の出航は午前1時と決まった。なぜこんな真夜中過ぎの時間になったのか。それは、私…
旅の行程まず、今回の旅のイティネラリー(行程)を説明しておこう。ダーウィンの乗ったビーグ…
「始まり」のための後日談 旅の始まりの前に、あらかじめ読者にお話ししておかねばならないこ…
ガラパゴスに行きたい。夢は、しかし思い続けていればいつかかなうものだ。たとえそれは当初、…
《◀︎「ガラパゴス諸島の謎 ⑴⑵」を読む》 ダーウィンを超えて 『ダーウィンを超えて』とは…