福岡伸一

生物学者。青山学院大学教授。主著に『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』など。【HP】 https://www.fukuokashinichi.com/ 【YouTube】https://www.youtube.com/c/fukuokashinichi

福岡伸一

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    生命海流 GALAPAGOS

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    生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

    福岡 伸一
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    ゆく川の流れは、動的平衡

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    新版 動的平衡: 生命はなぜそこに宿るのか (小学館新書)

    伸一, 福岡
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    世界は分けてもわからない (講談社現代新書)

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生物進化とは−自然と人間の関係・生命観を問い直す⑤|福岡伸一 講演

2021年に朝日カルチャーセンターにて開催された、福岡伸一による講座(全2回)を編集して掲載します。 ●受講者から福岡先生へ質問――ウミイグアナとリクイグアナの交雑によって新たに生まれた、繁殖能力のないハイブリッドイグアナは実際にいるのでしょうか? いる場合は、海と陸、どちら側で生活しているのですか?

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    • 生物進化とは−自然と人間の関係・生命観を問い直す④|福岡伸一 講演

      2021年に朝日カルチャーセンターにて開催された、福岡伸一による講座(全2回)を編集して掲載します。 最初の生命がどのようにして現われたのかこの旅を通して、ガラパゴス諸島自体が進化の実験場になっていると実感しました。そして、絶えず今もなお新しいニッチを求めて、生物たちが自由に活動しているという生命の現場を見ることができました。 ダーウィンの進化論は、基本的には生物の生命活動が進化の動因で、突然変異による偶然の変化と、その変化の中で環境に適した、より子孫を残しやすいものが生

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      • 生物進化とは−自然と人間の関係・生命観を問い直す③|福岡伸一 講演

        2021年に朝日カルチャーセンターにて開催された、福岡伸一による講座(全2回)を編集して掲載します。 ガラパゴスは進化の最前線 ガラパゴス諸島の成り立ち ガラパゴス諸島は海底火山が爆発してできた島で、プレートの移動と共に徐々に大陸側(東南東)に移動しています。時間が経てば経つほど、西から東に動いていきます。ですから、東の島ほど古い島ということになり、有機物がたくさん溜まり、栄養豊富な土壌になるので、植物相が豊かになっています。

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        • 生物進化とは−自然と人間の関係・生命観を問い直す②|福岡伸一 講演

          2021年に朝日カルチャーセンターにて開催された、福岡伸一による講座(全2回)を編集して掲載します。 「退化」も「進化」 ダーウィンは、自然選択による進化を唱え、自然選択によって環境に適応したものが選抜されていくと考えました。環境に選抜されるというのはどういうことかと言うと、その変化が、生き残るために有利(生存や繁殖のチャンスを増やすもの)であれば、当然そういう変化を経た個体は、より多くの子どもを残すことができる。これが自然選択です。より配偶者を見つけるのに有利、より子孫

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          • 生物進化とは−自然と人間の関係・生命観を問い直す④|福岡伸一 講演

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            2週間前
            • 生物進化とは−自然と人間の関係・生命観を問い直す③|福岡伸一 講演

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              1か月前
              • 生物進化とは−自然と人間の関係・生命観を問い直す②|福岡伸一 講演

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                1か月前
                • 生物の進化とは−自然と人間の関係・生命観を問い直す①|福岡伸一 講演

                  2021年に朝日カルチャーセンターにて開催された、福岡伸一による講座(全2回)を編集して掲載します。 進化論を考える上で大事なこと ダーウィンの進化論で有名なガラパゴス​諸島は、独自の進化を遂げた生き物たちの楽園となっています。ガラパゴスを特徴付けるような、不思議な生態を持つ生物のひとつとして「ガラパゴスコバネウ」がいます。 ガラパゴスコバネウ 残念ながら、ダーウィンが書いた『ビーグル号航海記』にはコバネウは登場しません。ダーウィンの目には留まらなかったのですが、このコ

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                  • ガラパゴス諸島の不思議と生命のひみつ④|福岡伸一 講演

                    2021年に朝日カルチャーセンターにて開催された、福岡伸一による講座(全2回)を編集して掲載します。 ●受講者から福岡先生へ質問――福岡先生は京都学派でいらっしゃるかと思いますが、私の好きな京都学派の先達、生態学者・今西錦司というノーベル賞級の学者がいます。福岡先生は農学部という出身も今西先生と一緒ですし、農林生物の大家であり、『ダーウィンを超えて―今西進化論講義』などの著作でいわれている、今西生物学をどう考えられていますか? 福岡 今西錦司先生は、私の大先輩にあたる人で

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                    • ガラパゴス諸島の不思議と生命のひみつ③|福岡伸一 講演

                      2021年に朝日カルチャーセンターにて開催された、福岡伸一による講座(全2回)を編集して掲載します。 SDGsを考える−本当の意味のサステナブルとは?ガラパゴス諸島の近海には、海底を流れる寒流が持ち上げられて、暖流とぶつかる「湧昇」という現象があります。それにより、海の底に溜まった有機物の死骸が運ばれると、そこに含まれた炭素や窒素から豊かな植物性プランクトンが繁茂し、それを食べる動物性プランクトンが増えます。そして、海中のエビやカニ、小さな魚が動物性プランクトンを食べ、小魚

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                      • ガラパゴス諸島の不思議と生命のひみつ②|福岡伸一 講演

                        2021年に朝日カルチャーセンターにて開催された、福岡伸一による講座(全2回)を編集して掲載します。 種の存続か、個の自由か〈ガラパゴス諸島の不思議と生命のひみつ①〉で、「ロゴス」と「ピュシス」について説明した通り、ロゴス(論理とか言語)によって、人間は人間たりえたと言えます。 ピュシス(ありのままの自然)の本当の目的は、「産めよ、増やせよ、地に満ちよ」、つまり種の保存なので、種が存続すれば生命としては目的を達成していることになります。なので多くの生物は、ものすごい数の卵

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                        • ガラパゴス諸島の不思議と生命のひみつ①|福岡伸一 講演

                          2021年に朝日カルチャーセンターにて開催された、福岡伸一による講座(全2回)を編集して掲載します。 みなさん、こんにちは。福岡伸一です。 2021年6月に『生命海流 GALAPAGOS』を発刊いたしました。これは、私が子ども時代からずっと憧れていた、ガラパゴス諸島に探検に行った旅行記です。ガラパゴスで学んだこと、あるいは気がついたこと、生命の問題、進化の問題など、心置きなく書いた本です。 「こんなコロナの蔓延しているときに、ガラパゴスみたいな所に旅に行って……」という

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                            【映像】生物の「棲み分け」とは|ガラパゴス イサベラ島・ウルビーナベイ

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                            • レンズの焦点―捨てる神あれば、拾う神あり④

                              私は幼少時に東京から千葉県の松戸という街に引っ越し、駅の近くの高台にある相模台小学校というところを卒業した。だから『ようこそ先輩』も、ここの6年生を相手に授業することになった。そこはさすがNHK。講師の私、生徒たちの反応を撮るために左右に1台ずつ、さらに全体像を撮影するために天井にまで、カメラが設置された。 収録は、実質1時間ずつ、2日にわたって行われた。私は、あらかじめ生徒たちに宿題を出しておいた。その前の1週間のあいだに食べた食べ物、飲んだ飲み物を記録しておいてもらった

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                              • レンズの焦点―捨てる神あれば、拾う神あり③

                                10年以上も前のこと。神保町の三省堂書店の裏手に、まだ昭和の面影が残る仕舞屋がそこだけ取り残された一角があった。その一軒が古風なバーに改装されていた。バーの名前は「人魚の嘆き」。谷崎潤一郎の短編小説のタイトルを掲げたことからもわかるとおり、ここは作家や編集者、出版関係の人たちが集まる、いわゆる文壇バーになっていた。引き戸の向こうは、すぐに狭いL字型のカウンターになっていて、いつ覗いても客がひしめきあっていた。つまり、家に帰りたくないか、帰っても居場所のない男たちのたまり場にな

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                                • レンズの焦点―捨てる神あれば、拾う神あり②

                                  ちょっと思い出したことがある。 2020年に、私は大阪・関西万博(EXPO 2025)のテーマ館プロデューサーというもののひとりに選出された。2025年に、大阪・夢洲地区に招致されることが決定した国際博覧会のテーマ館のひとつ「いのちを知る」パビリオンの企画・立案をするという役割だ。 私は、そもそも委員とか何何長とかプロデューサーとかといった立場が苦手である。ものごとを調整したり、異なる意見を集約したり、リーダーシップを発揮するというのがからきしできないからだ。むしろ、ひと

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                                  • レンズの焦点―捨てる神あれば、拾う神あり①

                                    顕微鏡には、フォーカスを合わせるつまみがついている。それを回すと顕微鏡の筒が上下するようになっている(高級な顕微鏡は、標本を置くステージの方が上下するのだが、私が少年の頃、買ってもらった安物の教育用顕微鏡は、筒が上下するタイプだった)。 最初に観察してみたのは、蝶の標本の翅の一部だった。慎重に操作法を確かめ、おそるおそるレンズを覗いてみた。説明書には、筒の先端についた対物レンズを、できるだけ標本に近づけた位置までおろし、そこからつまみを回して、ゆっくりと筒を上に上げながら焦

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                                    • ガラパゴスの好奇心②

                                      《◀︎「ガラパゴスの好奇心①」を読む》 こんなことがあった。 サンティアゴ島の灌木の道を歩いていたときのこと。ガラパゴスヒタキモドキがすぐ近くの木でさえずっていた。フォトグラファーの阿部さんが写真を撮ろうと、長い望遠レンズに大きな筒状のレンズフードを取り付けて、カメラを三脚に据えた。するとどうだろう。ガラパゴスヒタキモドキがわざわざ飛んできて、その大きな黒い筒の中にとまったのだ。それも一度だけではない。枝に飛び移っては繰り返し、繰り返し、レンズの中を覗き込むように筒の中に

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                                      • ガラパゴスの好奇心①

                                        私たちが島の森林の中の細い小道を進んでいくと、突然、向こうから2頭の大きなゾウガメが進行してきた。私たちの存在に気づいたはずだが全く動じる様子もなく、そのままずんずんと歩いてくる。近づくにつれ、ゾウガメの呼吸音が間近に聞こえる。さすがに最接近するとすこしだけ躊躇したのか、一瞬歩みを止めたが、私たちが脇によって道を譲ると、そのまま何事もなかったように道の先を目指して行進を続けていった。 また、イサベラ島ウルビーナ・ベイでは、小道の茂みに大きなリクイグアナを見つけた。手を伸ばせ

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