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糖質摂取ダイエッターのおかず!!砂肝で本格中華。ニラ砂炒め。



どうも糖質摂取ダイエッターのこうきです。

ダイエットも色々な方法がありますが、特に流行っているのが糖質カットや糖質制限。

糖質カットして結果が出るなら別にいいのですが、糖質も脂質もタンパク質も同時に食べた方が美味しいんですよね。トンカツ、ハンバーガー、シーチキンマヨネーズのおにぎり等はそれに当てはまります。

その美味しさを度外して、この食材だから痩せるにつられて初めた結果、不味いから続かないになるのは結構あるあるです。

で、今回使う食材は、砂肝です。

筋肉系ダイエッターさんの説明だと、低カロリーで高タンパクで、安価で手に入って素晴らしいってことで説明おしまいでしょう。

なのでちょっと違う説明をします。

砂肝。別名で砂ずりと言われていて、普段食べることはあまりない。ジョリジョリしていて固くて、焼き鳥屋さんでは塩味だけでそこそこの美味しさで食べれるけど、焼き鳥屋で毎回頼むかといったらそうでも無いってレベルの、大して美味くも無い肉です。

大して美味くも無い肉なので比較的安価。

こんな説明でも良いと思います。

塩で食べて美味い肉ならもっと美味しいのがお肉コーナーに行けばいくらでもありますよね。日本の牛文化があるのに、わざわざジョリジョリした砂肝なんぞ選ぶかってレベルの肉なので、この価格帯だとおもいます。

他にも、ダイエッターさんが勧める低カロリー高タンパクな肉で、パッサパサで焼いて塩で食べても美味しくないので、チーズや大葉と一緒にパン粉まぶして油を吸わせてようやく食べれるようになる肉がありますよね。

こちらは、塩で食べても食べれたもんじゃないので、砂肝よりも安く手に入る肉になるわけです。

その肉のチーズと大葉のカツは、駄菓子屋さんの何のカツか分からないパン粉の駄菓子より不味いと私は思います。

そんな食材を低カロリーに食べるだけの方法論で食生活を続けるのは、結果的に不味いから続かなくなる。これは当たり前だと思うんですよね。

なので今回は大して美味しくない砂肝を使って、続けられる美味しさを確保したレシピを今回は紹介します。

<ニラ砂炒め>

(材料 2人前)

砂肝・・・200グラム

焼肉のタレ・・・大さじ2杯
あわせ味噌・・・大さじ1杯
コチュジャン・・・小さじ1杯
片栗粉・・・大さじ3杯~4杯


ニラ・・・1束
もやし・・・200g
水戻しキクラゲ・・・適宜

サラダ油・・・大さじ3

塩コショウ・・・適宜
料理酒・・・大さじ1
白だし・・・大さじ2


①砂肝がカットされていない場合は半分にカットする。

②焼肉のタレに味噌とコチュジャンを溶かし、カットした砂肝を入れてよく混ぜる。片栗粉を大さじ3杯入れて粘りが出るまで混ぜる。やわければ片栗粉をもう1杯入れる。

③ニラを4~5cmにカットする。カットした一番根元側の部分だけは別の器でもやしとキクラゲと一緒に準備しておく。

④フライパンにサラダ油大さじ三杯を入れ、中火にかけ、砂肝を一個ずつなるべく、くっつかない様に入れる。全て入れ終わったら、2分ほど揚げ焼きし、一個ずつひっくり返して2分ほど揚げ焼きする。

※片栗粉が衣になるので、できるだけ混ぜずに剥がれないようにするのがポイントです。

⑤火の通った砂ずりを一個ずつバットに取り上げ、フライパンに残った油は廃棄し、同じフライパンを強火にかける。

揚げてもカリカリにはなりませんのでふにゃふにゃでも気にしないで良いです。


⑥フライパンにもやしとキクラゲとニラの根元部分を入れて、塩コショウを振り、1分ほど炒める。

⑦残りのニラと揚げ焼きした砂肝をフライパンに入れ、酒と白だしを入れてさらに1分半ほど炒めて火を止め器に持って出来上がり。

今回の作り方は、中華料理のニラレバと一緒の作り方をしました。

中華料理の炒め物で有名なもので、青椒肉絲と回鍋肉がありますよね。一方はオイスターソースの効いた醤油系の味。もう一方は味噌の味。でどちらも人気です。肉の部位も欠点がないので、単純に材料を全部炒めて作っても上手く行くので、普通にタレが売ってます。

で、ニラレバのタレって売ってないですよね。それは、レバーが臭いのでそもそもスーパーに売ってない事、売っていても、野菜と一緒に炒めてもレバーが臭すぎて匂いがタレにも野菜にもうつりあんまり美味しくはならない事が原因です。なので全ての店でではないでしょうが、大抵の中華料理店ではレバーだけを味噌の下味と衣をつけて、中華鍋で先に揚げてしまって、ニラともやしを醤油で炒めて最後にレバーと一緒に合わせて盛り付けて出しちゃう方法がメインになっていると思います。明らかに炒め野菜とレバーで味が違う店がほとんどであると思いますよ。

で、砂肝、塩だけでもそこそこ美味しく食べれるので、レバーほど下味を濃くする必要は無いですが、糖質で出来た片栗粉の衣が脂質のサラダ油を吸ってくれることで、糖質と脂質とタンパク質を同時に取れますので、みんなが大好きな鶏の唐揚げと同じ効果を狙ってます。ニラレバと同じ下味での味の違いの演出もしてますが、前者の要素の方が美味しさの秘訣としては大きいです。

ニラレバの場合、下味の味噌と醤油の量がもっと濃いですが、砂肝ならこのぐらいで充分と思います。

そして、砂ずりの良さはジョリジョリ食感による硬さです。咀嚼が多くなりますので、よく噛ませることで満腹感を得やすくなります。

でもまぁこのぐらいしないと、一般家庭やお店でメインのパートリーになれない程度の食材だと思います。

効率だけを考えるなら、砂ずりに纏わせる衣も油も下味もカロリーですので、塩だけで食べるべきですが、それじゃ美味くねぇだろって私が思う部分に共感できる方は是非試して見てください。

あと、もやしとニラの根元の時点で塩コショウを振るのは、もやしからは汁気が出ていった方がいいけど、ニラの先の方は原型を止めといた方が美味そうなので、酒と白だしで蒸しながら炒めて、汁が出てニラがしなしなになる前に盛った方が美味そうになるという男のこだわり的な部分を文章化しています。多少の食感ぐらいで、味への影響はさほどでもないので、面倒な方は一緒に炒めちゃって下さい。

出来た直後。この日はまぁまぁの仕上がりでした。

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