見出し画像

春休み中の自主学習:4時間目~理科~

春休み中の自学4時間目の今日は理科についてお話します。三年生になると理科が始り、子ども達は中でも実験の授業を楽しみにしているとの声をよく聞きます。(実際には観察などの授業が中心で実験の授業はそう多くないようですが白衣を着た先生の姿はいつもより2~3割増しに見えるそとのことです・・・。)理科の学習では植物や生物、動物について学ぶことも多く「生命」について考える機会が多くあると思います。理科は日々の生活の中で「何故だろう?」「どのようになっているのだろう」「どうしたらいいのだろう?」など疑問を抱きそれらに向き合うことが出来る子、すなわち探究心のあるお子さんにとってはとても楽しい学習だと思います。理科とは「命」そして「生きること」を学習する科目とも言えるでしょう。

《桜の木比べ・観察》自然観察は理科の基本です。今の時期ですとお散歩をするだけで沢山の春の植物、生き物に出会うことが出来ます。また、動物の赤ちゃんが多く誕生するのもこの時期です。動物園に足を運び、実際に動き、活動をする動物に会いに行くのもいいでしょう。実際に見る動物は図鑑や映像で見るのとは違う迫力や魅力があります。それはそこに命があるからです。目の前に生きる我々人間とは違う命の姿を見ることで、お子さん達はきっと大切な何かを感じ取ってくれると思います。また、この時期は桜が咲くお花見の時期です。桜の木と一言に言っても色々な種類の木が存在します。その種類によっても特徴や開花時期が異なるので是非、お子さんと一緒に桜の木比べ、観察を楽しんでみて下さい。この季節ならではの楽しい時間を過ごしてほしいと思います。そして、観察した動植物の写真や感想、メモ等は自学ノートに記載するようにして下さい。

《実験をもう一度》理科の授業で楽しかった、印象に残った実験があればもう一度、今度はご家庭で実験をしてみるのもアイディアの一つです。実験の内容や必要な道具は教科書を参考に用意して下さい。実験をする際は必ず保護者の方が用意から片付けまでを一緒に行い、目を離さないよう注意して下さい。実験の授業の際はグループで行うので作業が出来なかったお子さんや十分な理解が得られなかったお子さん、実験結果に納得のいかなかったお子さんはこの機会にもう一度、実験をご家庭で行うことで理解が深まりますし、今後の理科の授業への意欲を高める効果も期待出来ます。理科は単にペーパー上の知識を暗記するだけではなく、実際に自身の目で確かめ、考えることがとても大切な学習だと思います。

《自分でおもちゃを作って遊ぼう》お子さんの年齢、学年にもよりますが自分でおもちゃを作って遊んでみるのはいかがでしょうか?アイディアの手掛かりになる本は図書館で借りることが出来ますし、ネットを活用して見つけることも出来ます。

○紙飛行機○スライム○水に浮く船やおもちゃ○電池で動く車○万華鏡○プラパン作り○磁石を使った魚釣りセットなど・・・お子さんと一緒に楽しみながらおもちゃ作りをするのも楽しいと思います。「どうすればより楽しく遊べるか?」「よりスムーズに動くのか?」など工夫をするこの気持ちこそが理科で養いたい探究心です。

この他にも星や月の観察、星座調べ、雲の観察、生き物のお世話、植物を育てるなど理科の自学は挙げるとキリがない位、その範囲は広く種類も豊富です。そして、何より一番大切なことはお子さん自身の興味や関心があることを選び取組むことです。理科と聞くと「難しそう・・・」「理系の知識がいるのかな」と構えてしまうお子さんや保護者の方もおられますが、理科は幅広い単元を持つ科目です。そして、私達の生活に深く関わることも多いですし、「生命」の学習でもあります。難しく考えず「理科って楽しいな」と少しでもお子さんが感じてくれたらと思います。ペーパー学習ではなく、実体験で行う理科の自学を通し、理科が好きなお子さんは今よりもっと好きに、そして理科が苦手なお子さんは少しでも興味を持ち好きになるきっかけとなることを願っています。

次回は春休み中の自主学習~課外授業~です。どうぞ、お楽しみに。

http://fukuoka-kotonoha.sakura.ne.jp/


チョコレートジャンキーなtomo茶をおやつで応援♪板チョコ1枚分(100円)からのおやつサポーターを募集します!執筆の源。チョコで応援、よろしくお願いします♡