文学フリマのブースの正解、見つけました
こんにちは文学フリマ大好きっ子です。
遂に文学フリマ東京38まで1週間をきりました。
このあたりから皆さん「そろそろブースのシミュレーションしよっかなぁ!!」というモードになってきますね。
そこで朗報です。この度、私、ブースの正解を見つけましたので共有させていただきます。
※ブース…ひとりひとりに与えられる作品を並べる机のスペースのこと
まず魅力的なブースとは何かを洗い出し、その条件を満たしていく。そして逆にいらない物は徹底的に排除をする。
見やすさは優しさ。優しくなりたい。
さぁやっていきます。
ブースに必要なものとは?
まず魅力的なブースには最低限、何が必要か。
物理的な面で言うと、
実物を見てもらってナンボなので見本はマスト。
価格をしっかりはっきり書いて置くプレート。
特に東京会場はバカ広いのでブース番号も必須ですね。ブース番号は自分の住所!
続いて設置的な面で言うと、
このあたり。どんだけ高さを出せるかがひとつのターニングポイント。高さがないと埋もれる感じがします。
何を売ってるか?どれがいくらか?見本はどれか?価格プレートと実物を近づけて並べるとか、見本にはちゃんと「見本」と書くとか基本を徹底する。わかりやすさは優しさ。
「私はこういう者です!」っていうのが1発で示せると強い。
ブースにいらないものとは?
逆にブースにいらないのは
前回、僕は「可愛いー」というギャルな理由だけで動物が本読んでるフィギュアを飾ったんですがマジでいらなかった。こんなん誰も見ない。そんな余裕ない!
あとはフリーペーパー200部くらい刷って180くらい余りましたわ。僕がプッシュ型の営業が苦手なのを差し引いても余りすぎ。断られることも多々あった。
傷ついた心は「フリーペーパーいらない論」に辿り着いた。文学フリマ東京は出店者の数エグいのでお客さんからすると予想外のフリーペーパーは邪魔になるのかも。気になったらその場で立ち読みしてもらえばいい話だし。
あと東京会場は広いので「買うかどうか迷ったブースにもう一回行く」があまりないんじゃないか説あります。行ったり来たりはシンプルに疲れる。
よって買うタイミングって、
■事前の宣伝で買うことを決めて来た場合
■人間力(トーク)・作品力(立ち読み)などでその場で決めた場合
の2択しかないと思う。
フリーペーパーはここに当てはまらないのでいらないという結論に至った。
前回ブースの反省
では実例を見せつつ反省していきます。
写真は前回の文学フリマ東京37での僕です。
弱小ブース丸出しですね。よかった点はスウェットが可愛い、くらいなもんです。
これが正解だ!
さぁ過去の経験を踏まえて自分のベストを出しました。
あ、前提として、設営の組み立てに時間がかかったり荷物が多くなるのはあんま好きじゃないので、凝りすぎずにうまく魅せるのが目標です!
労力をかけずにいい感じにやる方法を追求した。
そして辿り着いた正解がここある。
もしくは白い壁を作るか。
どっちでいくか迷い中だけどほぼこれです。
新刊が左2冊。既刊が右2冊。ちょっとだけ待遇に差がありますね。
【解説】
みんなポスタースタンドを使うんですけど大体、1個なんですよ。お品書きとかで端っこに使う。
発想の転換をしてこのスタンドを設営の主役にしてみました。軽量で運びやすいのに高さが出しやすいんです。微調整も簡単だしいいことだらけ。
ここに今回持っていく本の
「ジャンル・内容を表す一言・デカ表紙」を吊るす。
エッセイなのか自由律俳句集なのか一目でわかるように。僕は特にエッセイ好きの方と仲良くなれたら嬉しいので1番上に書きました。
あとは本が文庫サイズなのでどうしても表紙の面積が小さい。「だったらデカくプリントしたらいいんぢゃね?」ありがとう自分の中のギャル。
そして見本は最前列にして取りやすく。価格は全部共通なのであえてプレートはひとつに。とにかく見やすさとシンプルさを追求。
在庫を前に積んだらそこから立ち読みをしちゃう人がいたんです。別にその人が悪いんじゃなくてシステムエラーだよねって話なので在庫は前に置かない!裏に置くことにしました。
そして布の前面にでっかいブース番号と名前。あとは自分の肩書きと一言アピール。(エッセイマニアはまだ恥ずかしいですけど名前負けしないように頑張ります!)
高さ!わかりやすさ!手軽さ!アピール!
全部詰め込んだよ。どうだろう。
これは「僕の現段階での正解」です。
もちろん人によってブースの好みや世界観があるんで自分なりのやり方を見つけてくださいませ!
いいブースができたらこっそり教えてくださいね。
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