花言葉は、、(短編小説)
彼岸花、、血の様な赤い花を見ると思い出す。
貴方の匂い、貴方の姿、貴方の涙。
大きな身体だったから、、大変だった。
でも赤い花は貴方を守ってくれる。
貴方に近づく者共は毒の餌食。
もう何も誰も貴方に近づく事は出来ない。
私だけの【貴方】。
土が乱れた事など無かった様に、葉もない赤い花達が秋の空き地を埋め尽くす。
大好きな 貴方。
大好きな 貴方。
大好きな 貴方。
貴方に呼んで貰いたかった私の名前。
貴方に触れられたかった私の身体。
貴方と知り合いたかった私の、、心、、。
でもいいの、、
今は私だけの貴方になったのだから、、
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