期待のAIツールDragGANとAIクリエイターの可能性
かなり評判になってるので、既に耳にしてる人も多いと思うが、画像をマウスでドラッグして引っ張ると、その画像を適切に動かしてくれるAIが発表された。下記サンプルように。
正式リリースは6月を予定しているとのことだが、デモ版がgitに公開されたので、待てない人は、下記にアクセスすると良いでしょう。
画像加工が画期的に!?
AIで画像生成しててよく思うのは、ちょっとポーズを変えたいとか、モーションgif用に手足の位置を少しずつづらした画像を作りたいとかである。
この作業をイラストツールを使うと、慣れない私は何時間もかかってしまうが、このツールを使うと数分でできてしまう可能性があるのだ。これは期待せずにはいられない。
勿論、限界はあるだろう。上のおっさんの口を開けることは出来ても、あっかんべーをさせたいなどは難しいと思われる。(将来、オプション指定で出来るようになるかもしれないが)
それでも、活用出来るケースは山ほどあると考えている。
AIクリエイターの可能性が広がる
このようなツールはAIクリエイターの可能性を更に広げてくれる。アイデアはあるが、画力がないためにクリエイティブな活動を断念していた人でもクリエイターになれる時代がきたのだ。私も趣味程度ではあるが、AIを通じて作品を作る喜びを感じている。
AI作品の賛否
この議論はよく見かけるが、個人的には、人間が描いたものであろうが、AIが書いたものであろうが、その作品が素晴らしければ、それを使えば良いだけの話である。
勿論、人が描いた絵も尊重しており、賞やコンテストは、AIは参加できないというルールがあっても良い。それは区別として分ければ良いだけの話であって、何でもかんでもAIは認めないという主張はおかしいと思っている。
AI作品は生産性をあげる
日常生活の中で、人が描いたものでないと認めないという考えはもう成り立たない。
例えば、ビジネスマンなら誰もが使ったことがあるパワーポイント。
資料にアイコンや絵をつけるために、無償素材をWEBから探し回った経験は、皆あるだろう。
私も以前は素材探しという非生産的な時間を費やしていた。しかし、今はAI画像生成を使えば、いくらでも好きなだけ自分の欲しいアイコンやイラストが生成出来てしまう。AIのおかげで、非常に生産性が上がった。このパワポのアイコンやイラストに関して、人が描いてないからダメだ。なんて思う人はいないはずだ。
芸術性を求めるケース
上記のビジネスケースなどにおいて、AI作品にケチつける人はほぼ皆無であろう。
やはり芸術性を評価するような場が課題なんだろうと思うが、これも人間の作品のみ、AI作品のみ、何でもあり、と区別してしまえば良いだけの話ではないかと、私は思う。
まとめ
AIツールを使うことは、人間の生産性を高め、限られた時間を有効に使うための手段である。また、自分が持ってないスキルを補ってくれるものである。
それに対して是非を議論する事自体が間違っており、AI作品を認めない人は、認めなければ良いし、気にしない人は気にしなければ良い。
どっちでもよいが、他人に考えを押し付けるはやめてくれ。
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