見出し画像

脳がつかれる爽快感~とある大会に参加して~

先日ふと思い立って、とある将棋大会に参加しました。

右も左も対局時計の使い方さえ分からない中での参戦でした。
そもそも「勝負事」に挑むのは数年ぶりのことで、ふと思い立って申し込んだとはいえ、開会式のときには少し緊張していました。
緊張との向き合い方など忘れてしまっていたなあ、などと考えていました。

さて、予選は2勝すれば決勝トーナメント進出、2敗すれば予選敗退です。初戦は力負けで早々に後がなくなってしまいましたが、幸運にも恵まれギリギリの勝ちを連続で拾い、なんとか予選を通過しました。

予選は休む間もなく連戦が行われましたが、決勝トーナメントまでにI時間ほどの昼休憩が挟まりました。
「脳が疲れる爽快感」を感じたのはそのときです。
もっと言うと「脳がお腹を空かせているような感覚」に襲われました。
運動したわけではないのですがお腹がぺこぺこな状態で昼ごはんはぺろりとたいらげました。

実はこのような感覚になるのは初めてではありません。
大学生、大学院生のときは毎日のようになっていたことを思い出しました。
日々の勉強もそうですが、特にセミナーで発表したときは脳が疲れて、よく食べていたなあと思います。

セミナー発表や将棋の大会に共通するのは「緊張下で脳を動かし、自分の思考を最大限アウトプットすること」にあるように感じます。
力を発揮するためには、ある意味「脳が何かに取り憑かれたような集中力」が必要かもしれません。

このような機会は日々の生活に刺激を与えているように思います。
私の場合は大会後に、将棋にかかわらず、さまざまなアイデアが浮かんできました(アイデア止まりにならないようにしたいです)。

なお、力不足で決勝トーナメントは初戦敗退となってしまいました。
しかし、それ以上に得るものが大きかったと感じています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?