2018年7月の記事一覧
夢日記 第一夜「幽霊」
この夢日記は、私が夢を見て、かつ、覚えている範囲で書き起こすことができた範囲の内容である。
ーーーー気がついたら、大きな研究施設のような場所にいた。おそらく、かなり有名な大学なのだろう、と思った。
何故か何者かに追われているらしく、私は走っていた。長い長い廊下を抜けると、他にも逃げている仲間がいることを思い出した。
他に逃げている仲間は、どうやら何人か捕まっているようだった。現実にはそんな名
日記「夏。青春の残滓」
仕事に追われる疾風怒濤の日々を潜り抜けてきた。
まだ夏も序盤だというのに、さながら今の自分は蝉の抜け殻である。
梅雨明けと呼ばれた快晴の日曜日に、自分は久々に母校の文化祭に行くことを決意した。刺激ある日々から一旦脱却し、緩慢で怠惰な休日を送っていた自分にも遂に“飽き”が訪れた。怠惰に飽きたのだ。
自分の知る世代がいない母校は、寂しい反面、刺激的だった。
知らない世代の青春が弾ける音を聞きな