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エントロピーとは? ネタバレあり 映画『TENET テネット』で物理学を学ぼう 〜映画イラスト〜


逆行組への憧れ

下に色々文句書きますけど、
結果やっぱ面白かったです。。

スクリーン出るときに、
後ろ向きに歩いて出ました。マジで。

逆行組への憧れ。

だれか気づいて笑ってくれた人いたかしらん。。


『TENET テネット』で学ぶ物理学

さて

冒頭で、皆さんご存知のみたいな感じでエントロピーが出てきたときにもう怪しいと思いましたけど、、
やっぱ難しいですよ。

『TENET テネット』で学ぶ物理学 四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2590

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『TENET テネット』で学ぶ物理学 四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2590

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理解しなくていい映画の作りではない


理解しなくていい
感じろ

っていう映画でもないと思うんです、ホントは。


そう思いたい気持ちは僕にもありますし、
映画内でもこういうセリフありますけど。

登場人物たち、めっっっちゃ喋ってるから。

こうするためにああしよう
ああしたいからこうしよう

ああなる前にこうしよう
こうしてる間にああしよう

ってのを
スパイなのに電車の中とか、人が結構いるところですんごい喋ってるから。

で、
それをわかってないとサスペンスを感じられないので、、、、

わかんなくていいんだよ❤️
っていう映画ではないと思います。



画面の面白さをのびのび楽しめない


話が複雑すぎて、ついていくので必死。。

画面の面白さをのびのび楽しめない。

画面で行われてることは大迫力の面白いことなのに
「意味わかんない!」
「どういうこと!」ってのがストレスになっちゃう。。

ストレスってのは
画面で行われてる「爽快感」とは逆方向の感情なので、

やはりこれは
やってることと映ってるもののバランスが悪いってことじゃない?



大林宣彦作品は「とにかく目を開けてりゃいい」

僕は大林宣彦作品(近年の、ですかね)は「とにかく目を開けてりゃいい」と書きましたけど

それは
大林監督作は意外と終盤でものすごく丁寧に伏線の回収をしてくれたり
重要なことは何度も手を替え品を替え、強烈に観客に伝えてくれるので
とにかく見てりゃ、メッセージを受けることができる。


「目を開けてりゃいい」映画では絶対にない。。。。


でも『TENET テネット』は
観客はかなり能動的に話に追いつこうとしなきゃいけないし
観終わった後も「あれはどうだったのか」って考えたり調べたりしなきゃいけないらしいし
「目を開けてりゃいい」映画では絶対にない。。。。


さらに重要なのは、、

あ、これはネタバレに、なるのかな、、
では下の方に。。。。






ネタバレ

結局辻褄合ってないらしいじゃないですか。。

「難しいだろ、寝ろ」とか。。
どうせ考えてもわかんないよって映画の中で言ってるけど、、、

じゃなんでこんなに理屈っぽくやっちゃんたんだろ。。

もっと爽快方面に張り切った話の作り方に出来なかったかね。。

それができないのがノーランのこじらせだよね。そうだよね。

いいよ、ノーラン!


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