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ネタバレっていうかラストのザ・男のドーンについて『ラストナイト・イン・ソーホー』

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画) Last Night In Soho 上映日:2021年12月10日製作国:イギリス上映時間:116分 ジャンル:ホラースリラー
監督 エドガー・ライト
脚本 クリスティ・ウィルソン=ケアンズ エドガー・ライト
出演者 アニャ・テイラー=ジョイ トーマシン・マッケンジー



いやぁ面白かったぁ!




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『ベイビードライバー』はずぇんずぇん(全然)ハマらなかったんですが。。


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なんも知らなかったので、こういう展開になるのかとびっくりしたし
まさに脚本にぴったり乗れたので
脚本の思うがままに驚かされて泣かされました。。

悲しかった。。

怖かったし。
ホラー映画で上手く怖がれないんですけど、、
これは怖かった。。

きっとこういう恐怖をじわじわ感じながら暮らしてらっしゃるのだろうな、、と。



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もっと完璧に作れたかなと思っちゃったんですが、、
完璧に作られたら今度は
「はいはい完璧ですね、参りした。。」って思っちゃうわけだから
映画とは難しいものよ。。


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ザ・男がドーンと現れるシーン。
あれ好きなんですよ。
すごく皮肉っぽいなと思って。

でも意識してああいう展開にしたのかが自信が持てない。
僕の勝手な解釈な気もする。。

「きっと皮肉としてああいう展開にしたはず!」とまでは思えない全体の完成度だったので。。。



ネタバレっていうかラストのザ・男のドーンについて


「あなたには私(サンディ)を救えない。 あなたはあなたとあなたの男を救って」と言われて エリーは燃えるアパートを脱出しようとします。 腹を刺されて倒れるジョン(ずっと可哀想でしたね…)をエリーが引きずってアパートの外まで救い出す…、 女性は助けられるばかりでなく 女性が腕力で男性を救い出すラスト! になるのと思いきや、、なんと、、、 消防士が丸太で扉をドーンと突き破って救出に来てくれて終わり。。 このシーン好きなんですよ。 ** ザ・男の代表職業のような〝消防士〟が 〝硬くて太くて長い棒〟で 扉を突きぶってきて終わり、ですよ。。 今まで散々シスターフッドやってきて 女性が腕力で男性を助ける寸前まで来てたのに、、 あともうちょい待ってくれたら エリーはジョンを引きずって外に出せたかも知れないのに。。 ザ・男が硬くて太くて長い棒でドーンですよ。。 (ああいう時ハンマーで扉破って来たりしますけど、、わざわざ丸太でしたよね。。) ** 今もそんなに変わってないよね 結局男が美味しい社会だよね っていう意味のシーンかなと思って、好きなシーン。 なんだけど、、 ほんとにこういう意図があるシーンなのか自信はない。。。

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