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ニコール・ホロフセナー監督『セックス・アンド・マネー』&『コネチカットにさよならを』
『セックス・アンド・マネー』(2006)
『おとなの恋には嘘がある』のニコール・ホロフセナー監督作。
今日は同監督の『コネチカットにさよならを』も観まして、そちらもなかなか良かったですよ。
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ジェニファー・アニストンに
フランシス・マクドーマンドに
ジョーン・キューザックに
キャサリン・キーナーが出ているのでそれなりの期待をするわけです。
とくにフランシス・マクドーマンドなら「イケるんじゃないか?」と期待できるわけです。
逆にジェニファー・アニストンが出てると「気を付けろっ!」と危険信号が出てしまいます。
(『なんちゃって家族』は名作ですよ!)
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途中まではやっぱ「あ〜ダメなタイプかぁ」と思いました。
停止ボタンを押して一生再生ボタンを押さないパターンかな、と。
全員不機嫌なんですよ。
みんなイライラしてる。
登場人物をイライラさせておけば
それで物語が描けていると、
何かを斬れていると
勘違いしている映画がたまにあるので
それかと思いました。
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しかし、終盤。
フワッと良いですね。
この話の流れなら当然壮絶な内ゲバが起こって大乱闘になるのかと思いきや、
意外と意外とフワッと優しい着地。。
決断をする女性もいるし
1ミリも何にも変わんない女性もいるし
答えを出さない女性もいるし
こういう映画の王道である一歩踏み出す女性もいる。
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これだけ人数がいて、
これだけエピソードがあるのに混乱せずに
一人ひとりの人生の観せるのはさすがの手腕。
ものすご〜くこの映画が好きな人もいるんだと思います。
(フィルマークス上にはいないようです。。)
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『コネチカットにさよならを』(2018)
『おとなの恋には嘘がある』のニコール・ホロフセナー監督作。
やっぱこの監督は上手いですね。
なにが上手いのかもはや分からないレベル。。
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同監督作を同じ日に連続で観たわけです。
今作を観た後に『セックス・アンド・マネー』を観たのです。
『コネチカットにさよならを』の方が良かったんです。
あぁ素晴らしいなと思ったんですが、
消されましたね。。
やっぱスター映画の威力すげえなあ、と。。
『コネチカットに…』の方が良かったのに。。
あんま覚えてなくて。。
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この規模感のおとなのコメディは好きです。
製作が始まってからネットフリックスが配給権を買ったとこのこと。
この規模でスターが誰一人出てない映画じゃ劇場公開してもヒットは難しいし、
ネット配信会社で配給が決まることで
かな〜り安心して製作進められたんだと思います。
『マリッジ・ストーリー』とかも本来なら死ぬほど地味な話。
2大スターが出たから話題作にもなり
2人の演技力により
賞レースでも活躍しましたが。
こういう規模感の映画が多く作られるならいっぱい観たい。
(忘れたくせにっ)
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