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アフリカの内戦と少年兵と性的被害と 映画『ビースト・オブ・ノーネイション』〜映画感想〜


ビースト・オブ・ノー・ネーション
Beasts of No Nation
監督キャリー・ジョージ・フクナガ
出演者イドリス・エルバ
カート・エジアワン
エイブラハム・アター

イントロの歌がまず最高。

ケチャのようなラップのような。
完璧なリズム感。

これ期待大!楽しみ!
なんて気楽な気分も冒頭だけ。。

うおおおおおおおおおおおおお。。。。

観てるのが辛い。。。

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中立地域で難民として家族と暮らしていた少年アグー。



スパイだと勘違いされたアグーの家族は政府軍によって殺害される。

なんとか1人ジャングルへ逃げ込んだアグーだったが
反政府軍に捕まり少年兵となる。

初めての人殺しや仲間の死、尊敬する司令官からの性的虐待などを経験したりと地獄の毎日。

それにも慣れてある種の家族のような団結力を持ってくるし
敵に打ち勝つという目標も一致してくるんだけど、
所詮は一個隊。

その上の司令官や政治家、国連にコントロールされる存在。

戦争が終われば戦争犯罪人になる可能性があるし
教育も受けていないし、PTSDの可能性も高いしで社会生活を普通に送れるとは限らない。

いつのまにか戦争がないと存在価値を感じない人間になってしまう。

↑という流れが生々しい戦争体験としてリアルに観ることが出来て興味深かった。

面白いという言葉はかなり使いづらいが、実際面白かった。

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監督は昨年、性的暴行で訴えられてるんですね。。
でもそれ以降ニュースが一切出てこない。英語で頑張って調べても続報が出てこない。。

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