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探偵!ナイトスクープに出演しました ②魅力編その1

こんにちは、こんばんは、あるいはおはようございます。Fukuiです。
西分さんからメッセージをいただいて知ったのですが、
なんと「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」のOP、
その原曲でルパンレンジャーの方を歌っていました、吉田達彦さんが映像を見てくださりTwitterでコメントを投稿してくださいました!
早速お礼とメッセージをお伝えし、フォローさせていただきました。
これからもスーパー戦隊の歌を愛し、歌い続けることを誓います!
改めてご協力いただいた皆様、お伝えしてくださった皆様、見ていただいた皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

今回からは、実際に聴いて、そして歌ってみて感じた魅力やポイントを
お伝えしたいと思います。
まずは1曲目から10曲目までを取り上げます。

今回初めてお読みいただく方は、ぜひ①動機編も見ていただけると嬉しいです。
それではレディー・ゴー!

・1曲目『進め!ゴレンジャー』(秘密戦隊ゴレンジャー) 1975年

原曲はささきいさおさん、堀江美都子さん、コロムビアゆりかご会さん歌唱による、記念すべきスーパー戦隊1作目の歌。
スーパー戦隊といえば五色を基本とした色とりどりの姿が一番の特徴ですが、この曲は歌詞に五人の色が入っていて、歌からもスーパー戦隊の「らしさ」が伝わってきます。歌は3番まであり、ポイントごとにそれぞれの色に合わせた違うもので守るものや誓いが表されています。
例えば青であれば、
・1番は「願いはひとつ 青い空」
・2番は「誓いはひとつ 青い海」
・3番は「祈りはひとつ 青い鳥」

といった感じです。

同じメロディの歌詞は発音が近いようにできているので、非常に歌いやすく楽しい曲でした。僕は地声が少し高めなので、ささきいさおさんを意識して低い声で歌ったときは新鮮な気分でした。また途中に「ゴー!ゴゴ―!」という歌詞がありまして、二人でテンションが上がるポイントでした。

・2曲目『ジャッカー電撃隊』(ジャッカー電撃隊)   1977年

こちらも原曲はささきいさおさん歌唱。
放送でも流れてましたが、イントロやサビ後に入る「ジャッカー」の部分はウィスパーボイスで歌うのがポイントです。あとイントロでは3回言うのですが最後は「ジャッッカー」と少し溜めるのもポイントです。
曲は最初ギター低音が目立ち、途中からトランペットなどの管楽器が入り、その中をシブい低音の声で「もえるとうし(燃える闘志)とかなしみは
つめたくかたい メカのなか」などどこか切ない歌詞が流れます。
僕は好きなんですが、ゴレンジャーから一転ヒロイックな感じはあまりない曲ですね。
余談ですがエンディングはもっと切ないです。

・3曲目『バトルフィーバーJ』(バトルフィーバーJ)1979年

映像では石田さんとの分と、西分さんとの分の2回流れましたが、
やはり歌に「バトルフィーバー!」の合いの手が入ると気持ちいいですね。
一人でもできなくはないですが、一緒に盛り上がれる人がいるということがやはり楽しかったです。
バトルフィーバーの五人はそれぞれ国がモチーフであり、途中の歌詞でも表現されています。
バトル・フランス「Oui!」(ウィ!、フランス語の返事)
バトル・コサック「Da!」(ダー!、ロシア語の返事、ロシア語表記Да)
バトル・ケニア「ndiyo!」((ン)ディオ!、スワヒリ語の返事)
ミス・アメリカ「Yeah!」(英語)
バトル・ジャパン「Oh!」(日本語、おう!)

歌詞の表記上は上記の通りなのですが、バトルジャパンの返事は「オオーーー!」という感じで歌います。すごく力が入ってます。

・4曲目『ああ電子戦隊デンジマン」(電子戦隊デンジマン)1980年

イントロや途中に入る「デンジマン、デンジマン」という合いの手?が
みんなで歌えるポイントです。たまにでんじろう先生のテーマに使われてます。
イントロには電子音が入っており、電子戦隊というイメージに合っていると思います。でも全体的には勇ましい感じがします。
戦いの海は牙でこげ(こげ) こげ(こげ)
悲しみの海は愛でこげ アー(アーが力の入れどころ)
といった歌詞があったり、OP映像でデンジマンがのる戦闘母艦
「デンジタイガー」が海の中から出てきたりするからか、冬の荒海を
眺めながら聞きたくなります。

・5曲目『太陽戦隊サンバルカン』(太陽戦隊サンバルカン)1981年

原曲は串田アキラさん歌唱。太陽戦隊らしく太陽の素晴らしさを讃える歌詞になっています。皆の幸せを守り、光をくれる太陽のように自分たちも魂を燃やし、輝いて生きようといった非常に前向きな歌詞です。
スーパー戦隊の曲は基本的に1番のメロディが2番でも通じるため、子供でも歌いやすくできていることが多いですが、この曲はそれが特にわかりやすいです。またサビでは
Follow The Sun, Catch the Sun
と合いの手以外では初めて歌詞に英語が登場しました。

・6曲目『大戦隊ゴーグルV』(大戦隊ゴーグルファイブ)1982年

イントロの歌詞、
立ちあがれ 立ちあがれ 平和の使者たちよ
に代表されるように言葉の繰り返しがイントロの歌詞では目立ちます。
サビはゴーグルゴー!という掛け声があったり、ハモリがあったり複数人で歌うと非常に楽しい曲です。一か所、
めざめよ(めざめよ~)わ~か~き獅っ子ったちよ~(獅子たちよっ)
字で表すとこういう感じなのですが、ハモリが難しいところがあります。
西分さんは完璧に合わせていました。本当にすごいです。
ちなみに間奏にコーラスがあり、僕は
ダイ ダ ダイダイダ ダイダイ!
ダイ ダ ダ~イダイダイダ~イ
ダイ ダ ダイダイダ ダイダイ!
ダイダイ ダイダイダイダ~イ

という感じに聞こえますが、皆さんはどうでしょうか?

・7曲目『科学戦隊ダイナマン』(科学戦隊ダイナマン)1983年

ダイナマイトから名前が来ているだけあり、歌詞にも「爆発」という単語が出てきます。サビの歌詞に
必殺必殺 スーパースーパー ダイナマイト
という部分がありますが、ここは
必殺!必殺! スーパー!スーパー! ダイーナマイートー!
といったふうにすごく気合が入ります。
またそのあとに爆発!爆発!と二人で爆発したエネルギーをぶつけ合いました。
メロディはところどころに挟まる拍子木の音が特徴的です。また間奏のギターが好きです。

・8曲目『超電子バイオマン』(超電子バイオマン)1984年

この曲はシンセサイザーなどを使ったテクノ風の曲調であり、そこに宮内タカユキさんの独特の声が乗っかることで、特徴的に仕上がっています。
映像でも使われたサビの歌詞に、
バッと バイオ クラッシュ・アウト!(2番はクラッシュ・アタック!)
とあるのですが、意味は特にありません。でも声に出してみたくなります。
なんとなく声に出したくなる歌詞があるのも戦隊OPの魅力の一つです。

余談ですが歌詞で地球のことを宇宙の青いエメラルドと表現していますが、円谷の特撮ヒーロー、ウルトラマンレオ(1974年)の歌詞にも
宇宙に輝くエメラルドとあるのを思い出しました。
放送期間は10年離れていますが、地球の美しさは変わらないのですね。
今後も変わらないことを願うばかりです。

・9曲目『電撃戦隊チェンジマン』(電撃戦隊チェンジマン)1985年

原曲は影山ヒロノブさん歌唱(当時はKAGE名義)。戦隊シリーズの中でも
屈指のハイテンポで声も要所要所で高めと前半の中では歌いにくかった曲です。エンディングもそうなのですが歌詞が「~するぜ」「~しているのさ」とヒーローがこちらに軽く声をかけてくれるような感じで、どこか親近感を覚えます。また
Oh!チェンジ・チェンジ・チェンジ!
の部分は特に盛り上がるポイントでした。

・10曲目『超新星フラッシュマン』(超新星フラッシュマン)1986年

サビの歌詞が
クラッシュ クラッシュ クラッシュ クラッシュ 危険の意味なんて
フラッシュ フラッシュ フラッシュ フラッシュ 忘れたのさ
といったようにこれまで以上に単語の繰り返しが目立つ曲です。
イントロのメロディを聞いたとき僕は、導火線を火がたどり、爆発するようなイメージを持ちました。超新星爆発から連想したのか、あるいは
燃やすぞ怒りの導火線という歌詞から連想したのかもしれません。
こちらもテンポが速いですが、キーはチェンジマンと比べると抑えめです。

・まとめ

今回は前半10曲について書きました。このころからスーパー戦隊シリーズの歌にリフレインがよくつかわれていたり、一部の戦隊は歌詞にそれぞれの要素を取り入れたりしていたことがわかります。近年はもっと個性的かもしれませんが…。

Next Mission! ③魅力編その2

次回は11曲目から20曲目をまとめていきます。
時間はかかるかもしれませんが、全曲分やりたいと思っているので、
お付き合いくださるとうれしいです。
それでは次回も君のハートにターゲットロック!


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