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実務家会計士が教える!EXCELを使った業務効率化

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企業内会計士として上場会社3社で10年超、経理部長・経営管理室長を歴任|経営管理が専門| EXCELやGoogleスプレッドシート、会計ソフトを使った業務効率化も得意|大手監査法…
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#業務の効率化

エクセルの理解がDXに通じる!

はじめまして、公認会計士の福原俊です。 数字を司る経理・財務・経営管理などの部署が連携しあい、経営層に向けて適切な数値を、タイムリーに渡すことを考えている方を対象に、excelやGoogleスプレッドシートを使った情報共有や業務効率をまとめていきます。 昨今DXという言葉を聞きますが、いきなりDXではなく、まずは自分の身近なexcelやGoogleスプレッドシートを使い、業務体系の整理や仕組みの構築をしていくことが、結果DXに通じると考えています。 是非見てください。

保存を忘れると作業時間が倍! こまめに保存が作業時間の短縮

こんにちは、公認会計士の福原俊です。 Excelをよく使う人だと、 「わかるー!!!」 と共感してくれるはずです。 Excelを保存しないままで閉じる! これをやったあとにはしばらく立ち直れないですよね(笑) 立ち直りにも時間がかかるし、 同じ作業をもう一度やってさらに時間がかかる。 結果的に、作業時間の倍以上!!! 保存をこまめにするだけで、実は作業効率なんです。 では、進んでいきます! 1、オプション設定で保存の時間間隔を短縮 仕事をしていると、保存を

数字のチェックを忘れることありませんか?!IF関数でチェックの仕組みを構築

今回はデータを反映するときに、IF関数や条件付き書式を使って漏れなく、正確にできているのかを確認するときのポイントをまとめてみました。 このような悩みはありませんか?「あとで確認してみたら、データがおかしかったことがある」 「データを貼り付けたら、データベースに一部反映漏れがあった」 「データを別シートから参照したが、一部参照できていなかった」 と作成されたデータを反映するときに、漏れなく、正確にできているかに悩んでいる方はいらっしゃると思います。 今回は、関数など

事前にできることを前に持ってくる! 作業の順番を変えて、業務時間削減

こんにちは、公認会計士の福原俊です。 今回は、アウトプット資料の作業の流れを見直して、事前に対応できることをさきにやりましょうという内容です。 みなさん、資料を作成し終わると、やっと終わったといって、 資料を見直さないでそれで終わりにしていること、ありませんか? 一度見直してみると、効率できるところが見つかったりしますよ。 私はたくさんありました(笑) 忙しくやってると、焦っているのか気づかないんです。 一度ゆっくり考える時間を持つと視界が開けてきます。 まずはア

プロセスを標準化してみよう!時間の見直しで業務効率アップ

こんにちは、公認会計士の福原俊です(https://fukuhara-cpa.jp/)。 今回はアウトプット資料の標準化をまとめていきます。 アウトプット資料の作成工程は3つアウトプット資料の工程には、 ①情報の入手 ②情報の加工 ③情報の分析 の3つの工程に分かれています。 ③数値の分析にかける時間を増やすことがアウトプット資料をよりよくするためには重要になります。 これを実現するには、①、②のやり方を標準化していくことが結果的に③の時間を増やすことに繋がっていきま

何のための資料かわからないときありますよね? 資料をわかりやすくするための 工夫

こんにちは、公認会計士の福原俊です。  アウトプット資料の生産性を高めるために、最低必要な情報とは何かをまとめました。 何のために作成しているのかわからず作成されている資料たち明細を渡されて、 「はい、お願いします。確認してください。」と言われて、明細と添付資料を見ました。 何の資料かよくわからず、担当者に質問を何度もする。 一方、担当者は 「前任者からはあまり詳しくは聞いていないのでわかりません」 という回答があり、担当者もよくわからず作業をしている。 さらに

月次決算の準備は前月末から! スケジュール作成を早く作るのがコツ

こんにちは、公認会計士 福原俊です。 今回は業務をスムーズに進めていくうえで、私が大切だと思うスケジュールの作成についてまとめます。 なぜ、スケジュールを作成するのかまずはルーティン業務をいかに戻りなく進めることが、実は業務をスムーズに進めるうえで大事だからです。 スケジュールのイメージはこんな感じスケジュールといっても、そんなに細かく書く必要はないです。 その月のイベントと担当者の業務をまとめておくだけです。 こんなイメージです。 いつ作成したらいいのか?前月末に作