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それではいつも通りの一句 ^^;(相変わらずの駄作)

普段の本人の仕事ぶりかもしれないね ^^;

当日有給使用申請の対応(地味に困りますね ^^;)について書いてみます。
 
当日の有給申請は、法律上は認めなくて「問題ない」です。

仮に始業前の申請であったとしても、労働法の考え方上は、その日0時を過ぎた時点で「事後申請」。
当日に言われても時季変更権が行使できないからです。

当日有給は、仕方ない事情も多いですが、そうは言っても、「口には出さぬけど」周囲は不満をもつことが多いのも事実です。
ここを無視して、「まぁまぁ」では、うまくいきません。

それでは当日有給申請の対応について考えましょう。

 (1)当日有給申請を認める項目、認めない項目をある程度決める
前述のとおり、原則、有給休暇休暇は事前申請主義です。

事前に申請してもらわなければ、会社は時季変更権を行使できないからです。事前申請については、始業時間前であれば「事前」申請と思われそうですが、労働日は暦日計算によるため、原則として午前0時からの24時間で「一労働日」になります。

当日の年次有給休暇申請は、既に午前0時を過ぎているため、始業時間前であっても法律上は事後申請の扱いになり、会社として認めなくても違法性はありません。
そういった法律の考え方も伝えておいた方がいいです。

どの休みについて、「当日有給申請」を認めるか、認めないかを会社として、決めておくとよいです。
 
(2)事後に必ず注意はする
いろんな事情があるにしろ、当日の有給申請は、会社業務に少なくとも負担を生じることが少なからずあります。

なので、「当日申請は業務に支障が出やすい」旨は本人に伝える必要があります。例え「ご家族の事情」(特にお子様が多い)で、急な休みだとしても、善し悪しはともかく「頻度」が多いと、それをよくは思わない社員も出てきます。

「よく思わない社員の心が狭い」と思う方もいるかもしれませんが、そういった事も踏まえて、当日有給申請を取得する可能性がある方は、日頃からの関係性をよくしておく、より仕事などで成果を上げる姿勢はもっておくべきです。それは「会社だけが」努力することではなく、本人も努力というか、態度で示すべきです。
 
(3)基本的には柔軟な対応を。ただし、ルールや会社の意図を汲まない有給申請は拒否する

当日の有給申請も内容次第では「柔軟な対応」が大事です。

どちらにしても、有給はある程度使ってもらう必要があります。

本人の大事な権利でもあります。緊急性の高い用事で有給使用を認めた方が望ましいことが多いです。

(2)で申し上げた、有給を取得する本人の心構えも大事です。

当日有給申請をしても「あの人なら仕方ないよね。いつも頑張っているから」と周りが思ってもらえるような社員になっておくべきです。

逆に、ルールを守らない当日有給申請、会社の意図を汲まないような当日有給申請は拒否する姿勢を伝えるのも大事です。
 
(4)当日有給申請があった場合の、急な仕事を代わりに行った社員に僅かでも手当を出す。評価する。
自分ばっかり、仕事が回ってくる。自分も仕事も進めないといけないのに・・・と思うと、不満が出やすくなります。

場合によっては、その日の仕事を代わりにやってくれた社員にはいくばくかの手当を支給したり、賞与時のプラス査定などに加えるのも、よいです。

これって、結構大事な視点だと思いません?(笑)
 
(5)定期的に、当日有給申請は「例外」であることを周知する
基本的には、当日の有給申請(親族の病気)などは、致し方ないことであり、可能な限り柔軟な対応をとって頂きたいです。

ただ、本人も「取得して当たり前」とは思わせないように、会社も考え方の教育をすべきです。ちょっとした「心掛け」で有給も取得しやすくなりますし、人間関係にひびが入らないようにすることができるので、有給の「例外」を周知すべきです。
 

【まとめ】
本文中、何度か申し上げたとおり、可能な限り柔軟な対応の方がよいです。もちろん理由にもよりますが、「致し方ない理由」であれば認めて、「ヒト」を大切にする企業の方が、今後、人材は確保しやすいです。そして、大事なのは本人。

「当日有給」で仮に周りに仕事に負担がいっても、「〇〇さんは、いつも頑張っているから、こっちでカバーしよう」と思われる社員にならないといけませんよ。
 
 それでは、また ^^ /


【今日の要約】「私は忙しいから、要点だけ読みたいっ」と、
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当日の有給休暇申請は「周囲の不満」を生じやすい。

会社は有給休暇の取得ルールを明確にし、事前申請を推奨すべき。当日申請があった場合、本人に業務負担の影響を伝え、ルールを守らない場合は拒否する姿勢も必要。

また、代わりに働いた社員への手当や評価も重要

最終的には、有給休暇は例外的なものであることを周知し、社員自身も周囲への配慮を忘れないことが大切


▼今日の内容に関連して、音声配信もしています^^; 
自ら「ふくちゃん」という恥ずかしさ。。。^^;
あくまでお堅い仕事を払しょくし、親しみやすさを出す「キャラづくり」なのでお許しを。

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