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問いの立て方が大切

2020/09/19 day10

Sometimes the questions are complicated but the answers are simple.
-Dr.Seuss
ときに質問というものは複雑だが、答えは単純である。

コーチングでは(子育てでも)

相手の中に答えがあると考えるのが前提だ。

コーチ(親)が答えを与えるのではなく

本当に「相手の中にこそ答えがあるんだ」という在り方が大切だ。


答えはすでにその人の中にある。

だから、答えはsimpleだ。

その問さえ立ててあげれば

答えは頭の中から勝手に出てくる


産業医をしていると原因論と目的論の使い分けができていないことがわかる。

製造業のように心を持たない機械を相手にする仕事であれば

何が問題なのか

うまくいってないところを探すことが重要だ。

システムが正常に動くことが前提だからだ。

故障しているところを確認もできずに、こうなって欲しいと願っても無駄だ。


ところがちょっとでも

人が絡んでくる場合には

何が問題なのか

という問いでは、うまく行かない。

欠陥を指摘された相手は、防衛的になってしまうからだ。

だから、本当はどうありたいのか?という問いが大切だ。

つまり、原因論ではなくて、目的論だ。


機械相手には原因論が重要

人間相手には目的論が重要


医療も、結構、病気とかリスクという問題を見つけるのが大切な要素なので原因論になりがちである。

原因論の神経回路が強化されて、そのまま人間関係に持ち込んでしまうと、

あなたのそこが悪い、ここを直して、ということになってしまう。

人間関係の場合は、いかに相手に欠陥を見つけていようが、二人の関係性が重要なので、目的論で対話を始めることが必要だ。

自分自身が、どうありたいのか、相手とどんな関係でありたいのか。

自分が感じること、考えること、まずその全てにOKをして受け止めてあげることがスタートだ。


What do you really want to do?

What do you really want to be?

The first step is to be OK with what you feel and think and accept it.


引用しているので、一応リンク貼ります。



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