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他の人ができるなら自分にもできるはず

今年の4月、いつもレッスンをしている島村楽器から10年勤続の表彰を受けました。


専門学校を出てすぐに島村楽器の講師採用試験を受けて講師になったので、学生の頃も少しは仕事をもらった事もあったけれどもレッスンを開始して一人暮らしが成立し始めたのでミュージシャンとして生計が立てられる様になったという意味では職歴10年と言っても良いのではないかと思います。


大学を中退して専門学校に入学し、所謂フリーランスとして何も保証の無い生活を開始して10年が経ったとも言えます。


今では結婚して、子供もいる。大好きなギターも弾けている。

とても有り難い環境だという事を先日の表彰で改めて感じました。


とりあえずの10年経過ですが、なんとか10年やって来れたとも言えます。


その10年をなんとか支えてくれた専門学生の頃からとても大切にしていて、今でも変わらない核となる考え方があって、


世の中にできる人がいるなら、それは自分にも絶対にできるはずだ


というものをいつも大切にしています。


専門学校に入り、先生や同級生のプレイを見ては落ち込んだ時もありましたが先生や同級生だって同じ条件の同じ人間なのだからあのプレイができないはずかない。

仕事の現場で落ち込む事もあります。
仕事をし始めた時もそうだし、今でも他のプレイヤーを見てヘコむ事は沢山あります。

でもいつも大事にしているのは「自分だってできないはずはない」という考え方です。

レッスンをしていると

「自分にはできない」
「先生だからできるんでしょ?」


という始めから諦めてしまっている人を時々見かけます。


どんな理由があってできないんでしょうか?

向いてる向いてないって興味があって始めた事なんだから、その時点で向いてると思います。

先生だって、他のプロミュージシャンだって最初はできなかったんです。


目標に向かっていれば走れなくても、歩いていてもいつかはゴールにたどり着くのです。

大事なのは諦めず目標物をしっかりと捉え続けて追い越そうとする気持ちではないでしょうか。


そんな事をツラツラ書いてみる暑い夜でした。


#音楽 #レッスン #エッセイ #ビジネス

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