LGBTの一人歩き

福島大学にじいろサークル tikaです!∩^ω^∩
LGBTQ+ やSOGIについて様々な意見が飛び交う中、一当事者として思いを書いてみました。

LGBT理解増進法やLGBT差別禁止法など、LGBTQ+ の当事者の人権を守るための法律が多く考えられ始めています。 先日の議員による差別発言前から言われ始めたことですが、最近は速度を増し、多くの方々によって活動が行われています。

一当事者の自分にとっては複雑な思いで過ごしています。前回も書いたのですが、本来当事者達が求めていた現実はこれだったのか? そして、何故こんなにも急速なのか?

当事者って何を望んでいる?
https://note.com/fukudai_niji/n/ne8dc06194ac7

差別や偏見は勿論許されることではないですし、当事者は苦しんだ事実は勿論見られなければならないことです。自分も中学生時代に苦しんだ当事者ですから。 

常識という社会に殺された人間
https://note.com/fukudai_niji/n/nae339f402ad7

でも、当時苦しんだ自分が求めていたのは、差別や偏見を禁止することだったり、正しい知識を知ってもらうことだったりではなかったです。
とにかく居場所が欲しかった。自分が自分として、嘘をつかずに過ごせる場所や人が欲しかった。

LGBTの"理解を増進"はできるのでしょうか?当事者の自分自身でさえ、自分のセクシュアリティを理解するのに20年かかりました。 1〜2年や、法律で理解が進むのでしょうか? 当事者の自分であっても、バイセクシュアル以外のセクシュアリティは全くと言っていいほど"理解"はできません。 だから自分はトランスジェンダーの問題や課題はわからない。

ただただ今の状況には"怖さ"を感じます。生きづらさを改善しようと活動した結果、より分断化され生きづらさが進んでしまうのではないのか。

様々な当事者がいることを知ってください。同性婚を求める方がいれば、パートナーシップを求める方、婚姻をもとめていない方がいる。 当事者として苦しんだ方がいれば、当事者として幸せだ!と感じる方もいる。
同性婚を求める方や苦しんだ方に法案を作る。

なぜこんな当たり前のことが伝わらず、互いが互いにぶつかり合っているのか。一当事者として、活動を行なっている者として考えていかたくては。
(´・ω・`)

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