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デジタル・ケイブ事始め。(3)

久しぶりにnoteを使いましたけど、忘れてますわあ、使い方。

さて、「発端その2」です。
それは、Python(パイソン)~。ラ~ラララ~。

その話をする前に。
「前回までの福田和代」について、ちらっと自己紹介いたしたく。
前回までというか、経歴なんですけどね。

そもそも、小学校三年生くらいから、ずっと「お話」を書き続けてまいりまして、高校生のころには「SFが書きたい」人だったんですね。
それで、SFを書くために理系に行こう!と思いまして。

……ハア!?
意味わからんわ!
と言われそうですけども。

弱冠16歳の決断ですから、まあそう言わず。
それで、理系に行って工学部に入りまして。そのころにはもう、「やっぱりミステリーが書きたい」って、なってたんですけどね。
ともかく、工学部に入ったあと、銀行に入りまして。

……ハア!?
なんで工学部やのに銀行!?

ええまあ、落ち着いて。
私が銀行に入ったのは平成2年なんですけど、バブル期って、金融機関がこぞって理系の学生を採用した流れがありまして。
当時、金融工学なんていう言葉も流行って、金融機関が理系の学生を大量に必要としていたんですね。
私も、その流れで採用され、銀行でずっとSE(システムエンジニア)として勤務しておりました。

なので、今でもコンピュータ関係とかデジタルのガジェットとか大好きですし、ちまちまとExcelのマクロを組んだりするのも好きです。楽しい。

で、Pythonなんですわ。

何の話やねん、と思われそうですが、IT関係の皆さまはご承知のとおり、人工知能の開発などに使われている、プログラミング言語のPythonです。
初心者がプログラミングを始めるのに勉強しやすいと言われて、大流行しているのだそうで、たいへん遅ればせながらではありますが、どんなものだろうかと、私も去年あたりから面白がって勉強を始めたわけです。

で、Pythonを勉強している人たちが集まって、プログラミングをひとりひとり勝手に勉強するんだけど、周囲もみんな勉強しているから、困ったことがあればお互いに教えあえるという、「もくもく会」ってのがあるんですってね。
面白そうだなあと思いまして、覗いてみたくて検索したんですね。
そしたら、まあ……会場は東京ばっかり。たまに大阪。
ええええーーっ、神戸は? 神戸はないの?

もちろん、神戸もないわけじゃないんですよね。ときどき、検索に引っかかってきます。
だけど、頻度、回数、参加人数、おそらく勉強している人のすそ野の人数も、何もかも東京とはけた違いのようです。
そりゃま、人口も違いますけどもね。
東京は1,300万人、神戸は150万人ですからね。

ひょっとするとね、会社の中とか学校とか、クローズドのサークルで勉強しておられるのかもしれません。ひょっとすると。
しかし、たとえば先日、私はデジタル・フォレンジック・コミュニティのイベントにも参加しましたけれども、あれも東京では何年間も毎年開催されていて、大阪は今年が初めてだったのだそうで。
ええなあ、東京。
新しいことを取り入れるのが、早いんですよね。(それが本当にいいことかどうかはさておきw)

こういうの、「勉強したい!」と思ったときに、環境が身近にあるのって、大事なことだと思うんです。
今は、学校に通わなくても、AidemyとかUdemyとか、ネットで手軽に勉強できるサイトもたくさんありますし、初心者向けの本だって山ほど出てるわけで、「別にそんなんいらんやん」と思われるかもしれません。
でもね、ちょっと違うんですよ。
周囲にそういうのを好きな人がひとりもいない環境と、山ほどいる環境とでは、たぶん、入り口の入りやすさも楽しさも全然違うんではないかと。

ええなあ、ええなあ、ええなあ、東京……。
私のなかで、その思いがふくらんでいくのでありました。

で、ふと考えまして。
なら、私がそういう場をつくってもいいのでは?
「Python勉強したいひと、一緒に勉強しようぜ」
と言ってみてもいいのでは? べつにPythonだけでなくてもいいのでは?
JAVAでもC++でもDTMでも、デジタルのお絵描きでもExcelのVBマクロでも、何でもいいのでは? 手軽に勉強したい人は、たくさんいるのでは? 

私が教えられなくても、先生を探して呼んでくることはできるのでは?
逆に、教えてみたい人に、そういう場を提供することもできるのでは?

「講義する」というと堅苦しいし準備もいるけど、お茶飲みながらぺちゃくちゃ喋って、先輩っぽく「こうするとこんなんできますよ~」と教える感じなら、やってもいいかなという人はいらっしゃるのでは?

ん、ひょっとするとこれ、「発端その1」と「発端その2」を合体したら、何か面白いことができるのでは?

いかがですか、いかがですか、神戸の皆さん!?
面白いこと、やりたくないですか!?

というのが、「発端」のふたつめなのでした。
ちょうど日付も変わったようでございます。
この続きは、また明日。
またおつきあいくださいませ~♪ (長いけど(笑))