見出し画像

Juju野田樹潤が目指すダイバーシティ

【Juju日本大学入学へ】
今年度は今日で終わり、明日4月1日から新年度、日本大学スポーツ科学部にSFスーパーフォーミュラ・レーサーのJujuこと、野田樹潤さんが入学されます。僕も同じ三軒茶屋キャンパスです。
もう10年近く前から、岡山国際サーキットでフォーミュラでアタックするJujuを、個人的にずっと応援してきました。あらゆる記録や歴史を塗り替える逸材だと当時から確信して来ました。そして18歳になりアジア最高峰スーパーフォーミュラ・デビュー。そして総合型選抜入試で合格し、この春、日本大学入学。
僕自身、F1レーサー中嶋悟信者でありその弟子の野田英樹ファンであり、英樹さんとは同じ1969年生まれです。英樹さんが個人チームNODA RACINGで育て、鍛え上げて来たJujuに僕たちの夢は引き継がれました。明日から日本大学の学生でもあるため、厳しく接しなくてはなりませんので、入学前最後の日、今日だけこれまでの思いを綴らせていただきました。
今日は日本で初開催のフォーミュラE。JujuはDHLアンバサダー、18歳が立派に大役を務めています。

【ダイバーシティの旗手】
僕がJuju野田樹潤さんを応援するのは、目標とするF1に向かってひたむきに努力する姿勢だ。まだ18歳でもその努力を10年以上続けてきた。
さらにはこれまで子どもとして大人たちと同じレースで戦い、女性レーサーとして男性レーサーたちと対等に戦い、さらにはヨーロッパではアジア人差別を受けながら戦い、F3年間チャンピオンを掴み取った。圧倒的な白人男性社会の中で、アジア人女性の未成年がどれだけ苦しく厳しい環境にあったか、それをJujuは自覚しているし、それと戦い乗り越えて来た。
大学ではそんなスポーツ界での人種差別、性差別などジェンダーやレイスを克服するスポーツのダイバーシティを学び、研究したいと言っている。
素晴らしいではないか、Jujuはレースの能力だけではない、思いを言語化するコミュニケーション能力や英語力、社会科学的な知性も兼ね備えている。こんな新しい世代の若者たちが、きっとこれからの日本を、世界を変えていくのだと僕は信じる。
Juju  / 野田樹潤 のモットーは「負けても負けてもあきらめない」だ。Jujuにとって、これからがさらに人生のスタートだ。これからもっともっと大きな壁にぶち当たるだろう。それをJujuがどう乗り越えていくか、これからも見守っていきたい。がんばれJuju!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?