見出し画像

【元禄赤穂事件】忠臣蔵とテロリズム

 今日12月14日は江戸元禄時代に赤穂藩浪士が主君浅野内匠頭の仇を討つために吉良上野介宅に討ち入り殺害した日、赤穂浪士による『忠臣蔵』の日です。日本人の忠君の美徳を現す物語として愛されドラマや歌舞伎で語られてきた事件ですが、敢えて現代的視点で見た場合、政府高官を殺害した要人暗殺テロであり、拙著『メディアとテロリズム』でも考察しました。水戸脱藩浪士が大老井伊直弼を殺害した桜田門外の変もそうで、‬日本人には悪とみなした権力者に天誅を下す行為を義挙と呼ぶ文化があります。これは五・一五事件やニ・ニ六事件にもつながっていきます。テロリズムとは正義と正義の闘争であり、政治的コミュニケーションです。 ![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67712131/picture_pc_5060300cd18eba70f9e1cf1a1757477c.png)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?