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タブレットの機変提案やれてる?

つい最近、こんな電話がかかってきました。

「福福さんに教わった方法でタブレットの機種変更を提案するようになってから、うちの店舗のタブレット(機変)の実績が3倍になりました!こんなに簡単なことなのに効果あるもんですね〜」

ということで今回は、知り合いのショップ店長にアドバイスさせていただいた「タブレットの機種変更提案」の内容が思ったよりも反響があり、成果も出たみたいなので、全国の仲間たちにも共有していきたいと思います。

読み終わった頃には、「え?そんなことで?」と思われるかもしれませんが、今回ご紹介する内容に注力して声かけを行なっていけば、思った以上の成果が上がるかもしれませんよ。

では早速中身に入っていきましょう。


1. 機種変更しない理由は〇〇がないから

多くのお客様にとってタブレットとは、あくまでもスマホの補助的な存在であり、使用頻度もスマホに比べると多くありません。
そのため、同じ年数使用していてもスマホに比べてタブレットの劣化は遅くなりやすい傾向があります。

タブレットの機変提案が断られてしまうのにはここにヒントがあります。

「なぜ機種変更しようと思わないのか?」

その答え。それは「現状で困っていないから。」つまり、購入当時と”変わらず”使えているから、なんです。

タブレットだけに限った話ではありませんが、そもそも「提案」というものは「お客様の生活に”変化”を与えるキッカケを作ること」だと私は考えています。

どんな変化をお客様に提案するのか。ここが今回の肝となってくる部分なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。


2.持っている機種のOSとは違うOSを提案してみるべし

前の項では、お客様は「変化」を感じないと機種変更を検討してもらいにくいという話をしました。

手取り早く変化を感じていただける提案その1。
それは、Androidタブレットを持っている人にはiPad、iPadを持っている人にはAndroidタブレットを提案してみる方法です。

「今度はiPad(Android)の方を持ってみませんか?」

という感じですね。
特にiPadは、Appleのブランド力もありますし、「iPadだったら持ってみてもいいかな」という魔法の雰囲気を纏った商品なので思い切って提案してみましょう。


ちなみにiPadは、リセールバリュー(売るときに高く売れやすい商品のこと)にも優れた商品なので、もし不要になったときは売るのもアリですし、家族や友達に譲るのにも喜ばれて良いでしょう。

iPad→Androidの提案についても、今持っているスマートフォンがAndroidスマートフォンだった場合は比較的購入につながりやすいです。
”防水機能”がついているところもiPadにはない利点ですよね。


3. サイズの違うモデルを提案してみるべし

手取り早く変化を感じていただける提案その2。

無印iPadを持っている人にはiPad miniを、iPad miniを持っている人には無印iPad(iPad AirやiPad Proでも可)を提案してみる方法です。(Androidタブレットも同じ考え方です)

「今度は持ち運びに便利な小さいサイズのタブレットを持ってみませんか?」
「せっかくだったら動画などを大きな画面で見れた方がいいと思うので、次の端末は大きめのサイズを選んでみませんか?」

これ割と使えます。

なぜかというと、今持っているタブレットが故障しておらず、まだ使える状態だったなどの場合、「小さい(大きい)サイズなら、今持っているタブレットと”使い分けて”使えるかもな」とお客様に思ってもらいやすいからです。
(シンプルに気分が変わっていいなということで購入してくれる方もいらっしゃいますが笑)

4. 容量の大きめのモデルを提案してみるべし

手取り早く変化を感じていただける提案その3。

今持っているタブレットよりも大きめの容量のタブレットを提案してみる方法です。

個人的には、今回ご紹介した方法の中では最も簡単に提案できる方法だと思いますので、上の2つが難しくても、ここだけは抑えておきましょう。

ここで突然ですが皆さんに質問です。

Q.皆さんは初めてiPadを購入されるお客様に何GBモデルを販売しますか?
▶︎まずは一番小さい容量から
▷最初から大容量

多くの皆さんが、価格も安く提案のしやすい「小さい容量」のタブレット から提案を行うのではないかと思います。

例えばiPadの容量。
iPad mini4やiPad Air2の低容量は16GBから。その他のiPadも最新のiPad ProやiPad Air4以外は、32GBモデルがあるため、32GBモデルを購入される方が多いかと思います。

初めてのiPadならそれでも良いかもしれませんが、1年、2年と使っているうちに動画やアプリ、そしてOSのバージョンアップデータが蓄積されることで、空きの容量はすぐに埋まっていきます。

わざわざお客様の方から申告されることは少ないと思いますが、アプリを都度消している、写真や動画の管理で困っているという方は意外と少なくありません。

そういったお客様に対して、64GBや128GB以上の容量を提案することで、お客様のお困りニーズにマッチし、成約に至るケースは珍しくはありません。

スマートフォンの機種変更を提案するときも同じですが、お客様情報を確認し、タブレットを所有している方がいれば(Wi-Fiモデルだとしても)、本体容量のヒアリングをしたり、OSのアップデートで容量を圧迫していくことを伝え、今よりも沢山保存のできる機種への機種変更を提案してみてくださいね。



5. まとめ

今回は、タブレットの機変提案の手法についてまとめてみましたが、いかがでしたか?

新規契約も大事ですが、総販を伸ばすためにもタブレットの機種変更を促す取り組みは、とても大切なことです。

お客様に新たな価値を感じていただき、機種変更にもつながるような提案ができるようにこれからも一緒に頑張っていきましょう。



私のnoteでは、ケータイ業界で働く方向け、企画書や提案書などを作ることがある方向け、その他若手社会人の方に役立つ情報の発信を行なっていく予定です。
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