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ワークショップのレジメを作った【しょぼくれ中年ダイアリー】10月18日

昨日の続き。ポーランドでやる麻雀のワークショップについて。

ワークショップ用のテキストをくれと言われた。
どんな内容がいいか聞いたら、ぼくの著書『基本形80』『ウザク本1』『押し引きの教科書』みたいな内容がいいという。
日本語ができないポーランド人なのに、それらの本を読んでるらしい。

どうやって読んでるんだ?
英語のサイトでもある? 英語版が出回ってる?
よくわからないけど、すごい熱意だ。
ヨーロッパとアメリカの熱心な日本麻雀ファンはつながってるから、英訳した海賊版テキストが出回ってる可能性もある。

さて、ワークショップ用のテキストだが、四苦八苦して英語で書いた。
『基本形80』と『押し引きの教科書』の超基礎部分みたいな内容で。

連絡を取り合ってる女性は熱心なマニア風だけど、送ってもらった仲間のプレイ動画を観たら、基礎がまるでできてなかったんだよな。
日本とはインフラが違うから、そんなすぐに習熟できるわけがない。
日本には雀荘というインフラがあり、麻雀する相手も見つけやすい。
さらにネット麻雀、スマホ麻雀、ゲーセン麻雀など、多種多様なツールがある。
そういう環境がない国では、プレイ時間を積み重ねるのが大変で、そう簡単に基礎が身につくはずがない。

テキスト作りで難しかったのは麻雀用語の英訳だった。
手作りは何というか?
押し引きは? 親は? 4巡目は?
などなど、わからないことだらけだった。

テキストはシンプルに作ったので、トークでフォローしなきゃいけない。
行きの飛行機内で用語を覚えていかなきゃ。

英語で話すこと自体そんなに得意じゃない……というより四苦八苦なんだけど、さらに難しいのが麻雀用語。
中でも具体性がない用語はさっぱり。
「テンパイまでの距離」とかさ。

ちなみに、「手作り」はhand-making、「押し引き」はpush/fold、「親」はleader、「4巡目」は4th turnと書いた。
巡目は、いくつかのサイトを見たところ、こういう書き方をしてなかったんだけど、こっちの方がいいかと思って。
勝手に決めても意味ないかな(;・∀・)

こういうのは前もって調べておくべきだった。
ラポンにでも聞けば、喜んで教えてくれそうだ。

ポーランドのビエラバという街に、①前泊、②ワークショップやQ&A、サイン会、③大会という3日間。
あとは他の都市に4泊。

どうせポーランドに行くならアウシュビッツにも行く予定。
そういえば『夜と霧』も未読なんだよな。
これも行きの飛行機で読もうか…無理っぽい(;'∀')

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しょぼくれ中年ダイアリー

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本業は麻雀ライターの、麻雀以外の日々のエッセイです。出版、本、漫画についての話が少し多めです。

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