道5

【現代麻雀への道】5 麻雀業界の礎を築いた男

大会、専門誌、段位の発行、すべて彼が始めた

昭和初期、第一次麻雀ブームは日本をおおいつくしていた。 その最大の功労者が空閑緑(くがみどり)だった。40代前半に脱サラし、麻雀の家庭教師を始めて大ヒット。日本麻雀連盟 を設立し、指導者を全国各地に派遣するようになった。

以後も、まず関東、ついで全国規模の大会を開き、そして専門雑誌を出し、さらには段位を発行するなど、試みは面白いように成功していった。

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