傷害事件⑤ 刑事裁判(公判対応)
本日も傷害事件の弁護活動について書いていきます。
今回のテーマは刑事裁判(公判対応)です。
1 正式な裁判
正式な裁判となった場合、準備が必要です。
担当している弁護士と打ち合わせをした上で裁判に臨むことが望ましいです。
打ち合わせでは裁判の流れについて説明を受けた上で、裁判での受け答えについてリハーサルをすることが考えられます。
2 裁判の内容
事実関係を争っていない事件(認めている事件)では以下のような対応が考えられます。
・示談が成立している場合、示談書の提出
・監督者による説明(情状証人)
・被告人本人による受け答え(被告人質問)
3 裁判での受け答えで注意するべき点
裁判での受け答えについてリハーサルはしますが、暗記にこだわりすぎない方がよろしいかと思います。
裁判は特殊な空間です。緊張される方がほとんどです。
リハーサルをしつつ「本番では質問をよく聞いて答える」ことを意識されると、比較的落ち着いて対応できるかと思います。
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