痴漢事件⑦ 否認事件(事実関係に争いがある事件)
本日も痴漢事件の弁護活動について書いていきます。
今回のテーマは否認事件(事実関係に争いがある事件)です。
1 否認事件とは
否認事件とは事実関係に争いのある事件です。
具体的には、「犯人ではないと主張する」事件などです。
2 取調べ対応
否認事件では特に取調べ対応が重要です。
取調べの対応方法は大きく分けて以下の2つです。
・ご自身の主張を伝える
・黙秘
ご自身の主張を捜査機関に伝えることも1つですが、適切に伝えられるとは限りません。
そのため、黙秘も重要な対応方法です。
取調べにどのように応じるかですが、弁護士と相談しながら決めることが大切です。
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3 示談
否認事件でも示談交渉をすることがあります。
もっとも、この場合には注意が必要です。
示談は事実関係を認めることを本来前提としているからです。
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弁護士法人福地海斗法律事務所
弁護士 福地 海斗(第二東京弁護士会所属)
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