見出し画像

同棲のトリセツ 二人の支出を見える化したら、ストレスなくなって仲良くなった

お金の話はいくつになっても慣れない。
なかなか厄介な問題である。
せっかく楽しい同棲なのに、お金の話を切り出したらガメツイと思われそう、でも同棲ともなれば日々の生活に直結するし、でも言い出せないし、、の永遠ループで一人悶々とする。
そんな経験はないだろうか。

私は典型的な↑このパターンだったのだが、
二人の支出を見える化してお金のストレスがなくなったら、ついでに相手への思いやりも生まれたので、そのTipsをお伝えしたい。


同棲のお金問題の原因 「誰がどこにいくら払っているかわからない」

根本の問題はこれに尽きる。二人が別々のお財布からその都度出していると、どっちが払ったのか、何にいくら使ったのか、どうしても見えにくい。
言い換えれば、これさえ見える化できると、ストレスはグンと減る。
そこで、私たちが実践したのが以下の方法である

  1. 家計口座を作る

  2. 家族カードを作って家計口座に紐付ける

  3. Googleスプレッドシートで月1回精算する

詳しく説明していこうと思う。

ステップ① 家計口座を作る

家計口座ってどういうこと?二人の名義で口座って作れるの?と思った方もいるかもしれない。実はそうではなくて、めちゃくちゃシンプルに「どっちかの口座を家計用として使う」だけである。
共通の貯金箱をイメージしてもらうといい。二人で使えるお金を、貯めておける入れ物を作るのである。家賃や光熱費など、毎月引き落とされるものもここに紐づけておけば管理しやすいし、貯金もしやすい。
ちなみに、家計用口座の名義じゃない方も持っている金融機関の口座だと、振り込み手数料がなくて便利。

ステップ② 家族カードを作って家計口座に紐付ける

家族カードとは、同じ口座からまとめて引き落とせるカードのこと。
どっちかが本会員で、もう一人が家族カードを発行すれば、本会員の引き落とし口座からまとめて引き落とすことができる。引き落とし先を、家計口座に設定することで二人の支出をまとめられる優れもの。
私たちは楽天カードを作ったが、思ったより簡単だった。楽天カードも確かそうだったが、籍を入れていなくても生計を共にしていれば作れるカード会社もあるので、調べてみるといいと思う。

ステップ③ Googleスプレッドシートで月1回精算する

これが肝。
毎日家計簿をつけるのは大変だけど、スプレッドシートで月1回なんちゃって家計簿をつけるくらいなら意外に負担にならない。あまり細かくつけるのは大変なので、これくらいの項目で十分。私たちは、毎月給料日前にこのシートをつけて、給料日に家計口座に振り込むようにしている。

支出
・家族カードの支出額
・家賃
・水道光熱費,ネット代
・(貯金)

きっちり折半の人は、支出を全部足して2で割って、家計口座に振り込めば完了!振り込んだ額以外は個人のお小遣いとして使うもよし、個人として貯金するもよし。

ここからは、アレンジしたい人向けに。

例えば、共働きでもお互いの収入に差があるから調整したい、とかそういう自分達の理想のシステムがある人は、収入も入れてみるのがおすすめ。

収入
・給与
・副業の収入

私たち夫婦の場合は、支出に対してお互いの収入の比率を掛けた額をそれぞれ家計口座に振り込んでいる。
毎月一緒に家計簿見ながら、家計に入れるお金に応じて家事の負担を決めているので、明朗会計で気持ちよくやれているなあ、と思っている。

例)
収入がAさん20万円  Bさん30万円、
支出が25万円のとき、
家計口座への振込額は、
Aさん:25 × 20 /(20+30)= 10万円
Bさん:25× 30 /(20+30)= 15万円
となる。

家計簿テンプレート

自分で作るのは面倒、という人もいるだろう。
テンプレートを作成したので、手始めにコピーして使ってみてみるのもいいかもしれない。

おわりに

さて、こうやってまとめてみると改めてめちゃくちゃシンプルであるが、見える化されることによる安心感はあなどれないものである。
実際私はこのなシステムにしてから夫婦のお金の会話が建設的になったし、お互い自分ごととして捉えられるから、ここは節約できるねとか、今月頑張ってご飯作ってくれてありがとう、なんて会話が増えた。

みなさんもストレスを減らして同棲生活ぜひ楽しんでほしい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?