『ゲームチェンジャー スポーツ栄養学の真実』と自分の健康と栄養の遍歴
※菜食中心の肉断ちが合うかどうかは、『体質』がめちゃくちゃ関係するらしいです。くれぐれも自分の体感覚を確認しながら、ご自身の体質に合わせた食生活をお過ごしください。
合わない食生活で20年くらい過ごしたお兄さんとの約束だぞ!!
俺、ベジ沼に落ちたかもしれません。笑
ヴィーガンとかベジタリアンとか、なんか意識高い感じというかストイックというか生命力がなさげというか(すみませんすみませんゴリゴリの偏見です)、なんせあんまり積極的にやろうとは思ってこなかったのだけれど。
吾郎さんのおすすめで見たこの映画は、スポーツ選手に焦点を当てていて、さらに様々な科学的な話を盛り込みながらのドキュメンタリーですっごく菜食の印象が変わった。
もちろん大前提として全員がヴィーガンになれなんて思ってない。
体質が合わないとかライフスタイルやいろんな要因で選択できないとか当然ある。もちろん興味ないもあるよね。
それを踏まえた上でも、俺は少なくとも「ベジメインで暮らすのは俺にとってめっちゃ良さそう」と思った。という話をする。
以前、健康法の学びをした時、人間の体質は大きくふたつに分かれると知った。
食の面でいうと肉を食べた方がいいタイプか、食べない方がいいタイプか。らしい。
ちなみに俺は、どうやら肉を食べず菜食メインが合っているタイプのよう。
そこで駆け巡る走馬灯。
幼少期から割と胃が弱かった。
今思えば、脂っこいものや消化に時間がかかるものが苦手だった。すぐお腹痛くなってたし。あとプレッシャーやストレスにも弱かった。
中学生くらいで思春期に入れば鉄欠乏性貧血、過呼吸、パニック。
今思えば、思春期に急速に背が伸びたりしたし、小中ギャップに上乗せされた中学受験などの諸々で栄養不足になったんだと思う。
何が残念だったかって、「自分は体が弱い」「体力がない」という自己認識になってしまったこと。
そこから連想して「運動が苦手」「根気がない」とか、いらんネガティブイメージまでついでにゲットしてしまったこと。
どこで拾ったんやそれ。捨ててきなさい!
思春期からの心身弱めは大人になっても続き、というか社会人になったことにより相対的に生き延びるためのコストが増したことで悪化し、地味にパニックやメンタル不調、季節の変わり目や雨や台風が来るたびに寝込んでいた。
俺の当時の生活には致命的。
一つ目の職場は週5勤務8時間の正社員だったので、通勤だけでもへとへとになってたし、力仕事もあった上に事情があってメンタルもギリギリだったから、毎日生きることに必死だった。
その時もなお、自分のメンタルが弱いのだと思っていた。
もっと心が強くなりたいと強く願った。
ある日、オーソモレキュラー栄養学と出会う。
どうやらメンタル不調は、質的栄養不足らしい。マジかよ、俺の(頭や心の)せいではないの!?
日本の第一人者から影響を受けている、精神科医の人の取り組みに惹かれて、プロテイン(タンパク質)と鉄、メガビタミンの摂取生活をおこなった。
が。やってみるがプロテインが合わない。
本には、「タンパク質不足が深刻な人は、プロテインさえ飲めないので少量ずつ増やす」と書いていたので試したが、やっぱり気持ち悪くなってしまう。
プロテインにはソイもあったが、メンタル改善や早い改善のためには圧倒的にホエイ(乳/動物性)がいいと書いていたので無理やり飲んでいた。
でもやっぱり胃もたれ。からの吐き気。
一瞬良くなった気がしても(多分プラシーボ)やっぱりダメ。
そして、食べることそのものへの苦手意識が深まっていった。だって食べるたびにしんどくなるし、胃がもたれて寝にくい。寝にくいから寝起きも悪い。
寝起きでもたれてるって意味がわからない。
タンパク質がきつかったので糖質も摂ってたけど、眠くなってしまうのでケトン代謝に変えたくて、一瞬脂質メインにしようとした。
当然胃もたれして一瞬でやめた。笑
でもどうにかしたくて、出会った健康法で体質を確認したところ、「肉が合う」とのこと。
マジで??????
※後に、体質のチェック方法が間違っていて俺は菜食タイプだったと知る。勘違いこわい。
プロテインでこりごりだったが、食事でタンパク質を補えたらいいのかと思い肉メイン食試してみたがでもやっぱしんどい。。
あーもう食うの嫌だ!しんどい!!でも体調悪いのほんっっっっとにいやだ!!!と思っていたら16時間断食に出会う。
いっそ「食べない」ことがいいのか?
試してみたらちょっと調子が良くなった。睡眠も良くなったし体も楽。
でもしばらくしたら、反動だったのか、甘いものやパンが食べたくなったし、その欲求が前より強くなってしまった。
ここで。
ですよ。
満を辞して出会ったのが、菜食。
前振り長いね、でもここまでの俺の健康をめぐる試行錯誤と挫折の歴史、それによる知恵の集積があった上でのこの出会いの偉大さを残しておきたい。
それくらい、なんていうかな、希望だったんだよこの出会い。
つまりアンサーは、「食べはする。でも肉を避け、ベジをメインで食べる。」
今までなんでここに辿り着かんかった??というと、
①体質の違いの知識がないままにプロテイン+メガビタを学び、そこでの動物性推しを信じていたこと
②オーガニックとかビーガンとか、思想色強いイメージがあり敬遠していたこと
(※これはあくまでイメージです。以前スピをめぐる記事でも書いた感じに近い。魅力的な関係者との出会いがあまりなかった&スピ界隈とオーガニック界隈って相性がいいのか両方親しんでる人多くて、でもそういう界隈の文化が苦手で敬遠してた)
③料理が苦手で、とにかく調理をしたくなかった
こんな感じで、ベジ界隈には足を踏み入れなかった。
が、自分の体質に関する知識と感覚が溜まってきたところに、ゲームチェンジャーでの論理的な説得力&スポーツという分野で活躍しているプロがいる事実が加わって、時がきたという感じ。
知識と出会いにより①②は解消されたので、実践の壁は③。
これは、「切って煮るだけのスープから実践する」という手を打った。
以前、師から”6種の野菜スープ”を薦められていたこともあり、まずはスープに絞ってやり始めた。
スープはポトフ、味噌汁、カレー、シチューなどに横展開できるのがめちゃくちゃいい。食欲ない時も食べられるし。
基本をスープに置いて、ひじき煮、納豆、黒豆煮などの小鉢を足していく作戦に出ている。
そしてやるばかりでなく、やめることも決めた。
それが『肉断ち』。
色々データや研究で見たこともあり、もとよりそんなに強くなかった肉を食べる意欲が激減。むしろ「えっ、食べなくていいの!?」くらいの気持ち。胃もたれしてたからね。
乳製品も、元からソイ系が好きだったのもあって、豆乳や豆乳とヨーグルトに本格的にシフトした。
今まで、アルコールもカフェインも、「体調が悪くなる」という事柄で遠ざかってきたが今回は肉、というか動物性食品か!!!
俺はどこに行こうとしてるんや。笑
でも食に関して、中学生くらいから足掛け20年くらい悩んできたかもしれない。
いよいよこの困難の終焉なのか…!?
今までも期待してはしょんぼりして。。というループだったが、今回はどうにか体調やライフスタイルにあってほしい。
「ベジタリアンってみんな、何かのきっかけで、ある日突然そうなっているんですね。カール・ルイスさんは30歳から菜食主義になって、そこから新記録を出していますし。」(別の人のnoteより)
そんな感じで、ある日突然ベジ生活スタートしました。
俺も新記録を出す日が来るのか?
何の????
https://www.netflix.com/jp/title/81157840
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?