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2021年の振り返りと2022年に向けて


ようやく12月31日までかかって、電撃公募用長編の初稿が終わりました。
長編は今年3本目で、2021年に2月からの1作目は3ヶ月かかりましたので、2ヶ月に短縮できたのは、良いと(とりあえず言い切ります)思っています。
年間目標の50万字も到達できました。2022年1月1日から、新しい作品と推敲(別作品)にとりかかりたかったので、ここ3日はハイペース気味で3日で30ページ(400字詰で90枚ぐらい)。自分のレベルでは頑張ったほうではないかと思います。

2021年の振り返り

公募
突然、思い立って2021年2月から始めた小説公募生活。おもいのほか、どっぷり浸かりました。書かない日のほうが少なく(おそらく数日)程度しかありません。誰かが言った「1日書かないと3日後退する」を頑なに信じた、妄想万歳タイプです。とにかく楽しい。現在の公募中は以下のものです。

文藝界新人賞
群像新人文学賞
集英社ライトノベル大賞

いちばん、よくできたのは、といわれると難しい。感覚的にはようやく群像でなんとなく小説と呼ばれるものになってきたので、まだ完全に小説にはなり切っていない気がします。感覚的にそう思うだけですが。一次通過した小説現代は、設定によるおまけ通過だと思っています。(自分でも設定はいいと思っている)文体とかではないなぁと。純分とラノベという東西を両方やるよくばりなやつですが、ストーリーとコンテクスト重視のラノベと、文体表現とその新規性、新しい洞察が議論の対象となる純文学はどちらも楽しい。とにかく書いていて楽しい瞬間があるので、しばらく素人な二刀流です。違いは明確にあるので迷うことはない、と思っています。きっと中間のエンタメも書きます。ただ業界の構造を生意気にも考えると、エンタメか純文学での受賞が叶えば、書く機会はもぎ取れる(もちろん積極的営業活動の上で)と思うので、自分の年齢やポジションを考えるとその方がいいかと。ラノベはトレンドのラブコメは書きません。そこで勝負すると負けますし、俯瞰して観て、勝てそう(そして自分で書きたい)なカテゴリーに限定しています。そうなると応募先は電撃とGA、あとはノベル大賞かファンタジア(その後の作家延命歴をみても)かなと。激戦ほどいいと思っています。WEB小説の公募はむいていないと思っています。公募作の投稿はある(来年度から落ちた純文の乗せていきたい)と思いますが、WEBコンテストでの公募はないかと(たぶん)。仮想ペルソナも明確でコニュティビジネスなので、自分の系統だと出番がありません。キャラノベならありかも。読者投票系は市場分析を考えると、僕には不利です。

プロットについて

12月31日に書き終わったラノベで初めてちゃんと(多分)作成して書きました。結論からいうと、良し悪しです。今の自分では活用度50%ぐらいでしょうか。プロットは、章ごとの大まかな枚数、シーン表現、人称、登場キャスト、重要なセリフに時系列で作成、そこに登場人物全部のキャラシート、主人公やヒロインの基礎設定から喪失からの回復、周囲の変化、達成すべきメインプロット、日常と非日常、そしてわりかしブレイク・シュナイダー・ビート・シートに忠実。
ですが、とにかくこっちがいいと思ったら中身を変えちゃうんですよ。骨組みは変わっていませんが、肉付きというか当初に考えていた表現と相当に違います。(プロじゃないからいいですが、これで持っていったら編集さんに勘当を食らうでしょう)これはちょっとまずのかもしれません。
ですが、これからの推敲で特に喪失と回復、キャラの整合性を管理するには役立つと思います。そして序破急の維持には役立ちそうです。
とはいえ、純文はどうなんだろうか。エンタメ系の要素があるならいいでしょうけど、ハイキングで見つけた獣道に発見があり、また本線に戻る過程(あるいはもどらない)や、その道筋の描き方が、純文の表現の独自性に繋がると思ったり。難しいです。ですが基本はざっくりとプロットを書こうと思っています。

2022年について

公募生活2年目

自分を鞭打つために以下にだす、書き留めておきます。以下にだしたい!

すばる文学賞(2022年1月〜0
電撃大賞(推敲中)
小説現代長編新人賞
文藝界新人賞
群像新人文学賞
ファンタジア大賞

純文2つ、エンタメ1つ、ラノベ2つです。ラノベとエンタメは書く内容は決まっていて、純分はその時の掘り下げたい内容でトライします。だいたい今年と同じ50万字が基本で、あとはどこまで時間を削り、応募数を伸ばせるか。現時点で、平日3時間、休日(土日)7時間、週次で29時間。たったこれしか捻出できません。もっと筆が早かったらなぁと思いますが、今の所改善の余地がない。なんとなくスカスカだと先に進めない癖があり、文章のつらなりなので前の文体がいまいちだと、その次もさらにいまいち(ありませんか?)となってしまいそうで。最低60%満足度を越える内容で書き進めると、この筆のペースが限界です。だれか教えください。改善策。

小説を読む時間も重要で、そうなると、とりあえずはこの時間割でいくしかないかと思っています。読むだけ体内に取り入れられる気がします。

自分で決めた期限の3年まであと2年と1ヶ月。走り続けられる楽しさが文章をかくことにはありそうです。さあ、結果はどうなるでしょうか。

ツイッターでお話しした、みなさま、お世話になりました。
来年度もどうぞよろしくお願いいたします。

2022年の抱負:洋服とスニーカーの買い過ぎを減らしたい。
2022年の目標:公募で一次通過を増やす。

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