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嘆いて嘆いた世界に馴染んだ夜のラーメン

そういえば、若いときに比べて物欲がなくなってきた。
寒い夜にラーメンを食べながらぼんやり考えている。

服も小綺麗に見えればそこまでこだわりがなく
靴もブランドより機能性を重視する。

なにか欲しいなとお店に行っても
「今はまだいいか…」「別に今ので困ってるわけじゃないし」
と、結局何も買わない。

お金の使い道・・・
毎日のごはんと、気になった本、日用品、仕事に必要なもの
コンタクト、車のガソリン
音楽と映画のサブスク
舞台の配信チケット
ラジコプレミアム

よくよく考えると、このくらいで充分生活できてるんだよな。
自分にとって大事なものは案外と少ない。

結婚してたり、子供がいたりすれば、
否応なしに必要なお金はあるだろうけど
今の所そんな予定も気配もない。

ミニマリストのように
極限まで自分にとっての無駄を減らしてとは
なかなかいかない。

それでも、自分にとっての「大切」は
案外少ないことを覚えていれば、

これから生活していく上で、
なんとでもなっちゃう気がして。

どうしても不自由だ理不尽だと
あれもこれもそれもどれもほしいと
生きていれば嘆きたくなるけど、

よく考えてみれば「大切」は少なくて
案外自由だったりするのかもな。

外は寒いし、寂しくもなる。

でもこの時間にラーメン食べちゃってるし、
やっぱそれなりに自由だな。

すいませーん、替え玉お願いしますー。

こうして太る言い訳を探している。







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