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意識とカラダWS

先日、ダンサーの上村なおかさんのワークショップに参加してきましたので文字でもアウトプットしようと思います。
だいぶ前だしうろ覚えかも…。
テーマは「意識とカラダ」
たまにモダンやらコンテンポラリーを踊るのでこういうのは楽しいです。



耳を澄まして…
目を閉じて聞こえる音を頼りに体を移動させていく。
最初は耳でじーっと聞いて動く、
っていう普通の動作だったのが
徐々に全身で聞いているような感覚に。
体も複雑になっていってお腹だったり肩だったり
手足ではない部分でも動くように。
みんな芋虫みたいになっていたような。


全身魚拓…
魚拓をとるように自分の体を床にぺたりとしていく。
全部でなく、部分的だったり
時には剥がしていったり。
バランスが難しかった。思うようにしたくても筋力がない…とか思っちゃいましたね。。。それでも果敢に挑みました。
どこかで客観視する自分がいて
今のイイネ、きれいに魚拓できた〜
と自画自賛もしながら。


カラダの中に転がる何か…
口から「想像したモノ」を入れて
全身の中で転がしていきます。
最初に私がイメージしたのはカマキリでした。
(ちょうどカマキリを飼っていたから)
飛んだり威嚇したり歩いたりウンチしたり
いろんな面を観察しながら
お腹や足先まで自由にお散歩させました。
それに対して動かなくてもいいし、
リアクションしても良い感じ。
ムズムズしたり、息がつまったり、
つっかえたら体をよじってみたり。
途中で他の人と交換。
次にもらったのは「毛玉」
その次は「細胞」、「めかぶ」、「ハムスター」
モノによって自分の体のリアクションが変わるんで面白いですね。

その流れで最後は「火」をみんな入れました。
最初は小さかった蝋燭の火。
大きく燃えて、最後は灰になる。
不思議と体の中がポカポカしました。
そして最後はなんだか少し寂しい気持ちに。


身体の中をよく観察して向き合えた時間は
とても心地よい時間でした。
自分の体なのによくわかっていない。
ここにある空間だけど
イメージでは異空間。宇宙。箱?
なんにでも変化していきます。


習ったヨーガでも同じような感覚です。
創造性はないけど、自分の体を観察して意識していきます。
これはマインドフルネス、
自分がここにあること
の意識化なんだなと思います。
火を感じて暖かくなれたように、人間って簡単にコントロールできるんだなと思いました。
それが健康に向くか、病に向くか。
自分の想像力とピュアさが必要なのかも。
ピュアで受け入れる力は、
ヨーガでは「悟り・解脱」でしょうか。
え、私、超悟ってるやん?多分


これが踊りにはどう向くか?
まだ私には力説する技量はありませんが…
個人的に、惹かれる踊りにはパワーがあります。
ソウルを感じる、グルーヴがある、生命力がある等。
そんな風に踊るための感覚なのかなぁ。
あと、振付で自分を客観視したり。
あ〜書いてて難しいですわ。

感覚って忘れちゃうもので、
こんな自分と向き合う瞑想や動きを
たまにやりたいなぁと思いました。
(ヨーガ真面目にしてろよ〜って言われそう)
次もWS楽しみにしています!


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