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Kindle表紙依頼を通して気付いた、ダサい自分。
こんにちは、ふきちゃんです!
私は、3歳と6歳の娘を育てながらフルタイム営業職として働くワーママです。
今回は【Kindle出版を通して気付いた、ダサい自分。】についてを書こうと思う。
私は、この経験から、人は新しい挑戦をすると新しい自分と対峙することになると気付いた。
それは、ほとんどはカッコ悪いダサい小賢しい自分だ。
まず、はじめに私は今までネットで検索する人を馬鹿にしていた。
私は営業職として働いてる。対峙するお客様が本当か嘘かもわからないようなネットの情報に振り回されて意見してくるのがウザいと思う。
今は YouTube やSNSから情報を仕入れるのが一般的だ。しかし、情報は星の数ほどあって、発信側もプロの専門家でエビデンスがあることしか発信しない人もいるが、素人の胡散臭いやつもいる。
その後者の素人の胡散臭い情報を信じたお客様が、
「◯◯◯ってネットに書いてるのみたんですけど〜」とか、
「俺、詳しいので、そんなの分かってますよ〜」みたいな態度とられると癪に障るのだ。
調べるのは結構だが、ネットで自分の都合のいい情報ばかり集めるのではなく、ある程度専門家だったり根拠のある情報源を信じるべきだと。
こちらはプロだ。あなたたち素人とは違うし、ネットで聞きかじった情報で意見されたくないとも正直思っていた。
しかし、最近私はそんな彼らと同じ行動を取っていることに気づいた。
私は、自分の体験談をもとにしたKindle本を執筆中だ。
周りの友人たちが次々とKindle本を出版してるのを見て、私もやってみたくなった。初めて実際に書き上げてみるると、自分の原稿が我が子のように愛おしく思えてくる。
原稿が完成したので、Kindle本の表紙を作ることにした。
自分で作ることもできたが自信がなかったので、ココナラで何となくイラストが素敵だなって思う方に依頼することにした。
するとどうだろう。
私は先ほど批判していたネットの情報ばかり信じる人と同じ行動を取ったのだ。
YouTubeでKindle の表紙はこんなのが売れるという動画を見まくって、表紙を書いてくださる方に意見したのだ。
その時の自分が、ネットで検索して知ったような口を聞くお客様とシンクロした。
そして気づいた、ただただ失敗したくなくて不安だったのだと。
ネットでひたすらググるのも、YouTube を見漁るのも、SNS で実体験を情報収集するのも、全ては自分が失敗したくないからだ。
本当に失敗したくないのであれば、ココナラではなく、Kindle の表紙を作ることを生業にしている作家に頼めばいい。
それをしなかったのは、私は依頼金額が1桁増えるのを躊躇したのだ。
このお金がない自分も、お客様とシンクロした。そんなに不安なんだったら全てフルオーダーメイドにやってくれる超高級メーカーに頼めばいいじゃないかって、私は彼らに苛立っていたからだ。
でもそれをしないのは、予算が青天井じゃないから。
限られた予算の中でいいものを作りたいと思うからだ。
ネットでたくさん情報を集めたからって、失敗しないとは限らない。そこにはたくさんのフェイクや、私利私欲にまみれた情報もたくさんある。
じゃあどうしたら安心するのか?
相手を信じて、きちんと向き合うことだと私は思う。
例えば、私の場合だと、相手は Kindleの表紙を制作してくださる方だ。本業は医療関係のお仕事をしていて、副業でデザイナーの仕事をしているワーママだ。
メッセージのやり取りしかしていないが、彼女の誠実さや真面目さはなんとなく伝わってくる。
自分の描いたイラストを「素人臭いので、もう少し修正しますね」と発言された時、この人は客観的に物事を見れる人なんだろうと思った。
私は自分が書き上げた原稿を、彼女のように客観視することはできていないと思う。ろくでなしの子供を過大評価する親バカのように、これってプロでもいけるレベルではないかと誤解している。
それなのに彼女は、自分が苦労して書き上げたイラストを、「素人臭い」と客観視したのだ。なんて冷静なんだろう、信用できると思った。
今はまだ仮で出してくれた表紙プランは納得できていない。それはきっと彼女も同じだと思う。
でも彼女なら最後はお互いに納得できるような表紙ができるんじゃないかなって思った。
そのために、ネットの情報に振り回されるのではなく、目の前のパートナーを信じて言葉のキャッチボールをかわしてしていこうと思う。
この経験から、新しいことにチャレンジすると、今までの常識を疑うきっかけになるのでとても素晴らしいと思った。
今回のことで、ネットで検索する人を馬鹿にしていたが、自分も初めてのことには不安だから同じように行動するんだと気づくことができた。そして、目の前の相手を信じる大切さを学んだ。
やはり新しいことに挑戦するのは、楽しい!!
改めてそう思いました。
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