イエナプランって何だろう 前編
イエナプランの特徴
イエナプランを取り入れた教育が富貴小学校で始まるという事で、ワクワクした気持ちがありますが、ではイエナプランってどんな教育と言われると正確に答える事ができない。
それで、日本イエナプラン教育協会など色んなサイトを調べて、分かった特徴は5つ。
1. 学年をまたいだグループによる学級構成
2. 4つの基本活動による学び
3. リビングルームとしての教室づくり
4. ワールドオリエンテーション(総合学習)の実施
5. 健常者と障がい者がともに学ぶ体制
学年をまたいだグループによる学級構成
これについては、これまでの富貴分校の時から2学年ずつの複式学級で構成されてきたので、大きな変化ではないのかなと。
ちなみに今年の富貴小学校の児童数は8人で、5学年構成。
この規模であれば1つの学級で行うのかなとも思っています。
そもそも社会に出てから同じ年齢の人たちで活動する事はほとんどないので、異年齢で関わり合う事の経験を小学生からできる事は良い事だなと思っています。
4つの基本活動による学び
4つの基本活動とは「対話」「遊び」「仕事(学習)」「催し」で、これらを軸に教育活動を行なっていくのがイエナプラン。
学校=勉強すること
というイメージが強いですが、よく考えてみれば「学ぶこと」と「勉強すること」は違うなと。
学ぶことは、活動から得た経験や感情が自分のものになっていくイメージ。
だから、机に座ってガリガリと勉強するだけが学びではないかなと。
「対話」「遊び」「仕事(学習)」「催し」というのは、学びのアプローチの最小単位としては、確かに合致しているなと思います。
一人で黙々とではなく、誰かと話すこと。
遊び心や好奇心が自分を伸ばす最大の活力。
目的を達成さるために学習するという考え方。
みんなで一つの催しをする事で得られる経験。
まとめ
イエナプランについてズラズラと書いていると長くなってきたので、今回はこの辺にしておきます。
子供たちにどういう教育を受けてほしいかという事を考えた時に、イエナプランのコンセプト自分の考えに合致するところが多く魅力的だなと思っています。
残りの特徴は次回に綴ります。
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