2011年のラオス ③ ルアンパパーン2日目
ルアンパパーンの2日目。
今日は少し遠出をしてみることにしました。
ボートで洞窟と酒造りの村へ
私はルアンパパーンからボートで洞窟と酒造りの村への日帰りツアーに参加することにしました。
事前の予約はしませんでしたが、前日に船着き場でツアーのことを聞いてみると、明日の朝ここに来れば参加できる、と聞いた私は、当日の朝、問題なくボートツアーに参加することができました。
ボートはバスの座席を無理やり乗っけたボートで、座り心地は良いのですが、ちょっと狭く窮屈な感じでした。
ツアーに参加していたのはやはり欧米人で、日本人の姿は見かけませんでした。
川岸のマングローブを眺めながらゆったりとメコン川を下っていきます。
20分くらいで最初の目的地である酒造りの村に到着しました。
酒は蒸留酒のようで、昔ながらの製法で作っているとのこと。
もちろん販売もしていましたが、いまひとつ興味をそそるものがなかったので何も買いませんでしたが、今思えば、記念にひと瓶でも買っておけばよかったなと思っています。
その村にも普通の生活があり、ボートツアーで訪れた私たちのことなど気にすることもなく、川で洗濯をする少女の姿に私は見惚れてしまいました。
洞窟のなかの仏像
やがてボートは次の目的地である洞窟に向かいました。
なだらかに流れていたメコン川に切り立った岩場が迫り景色は一変。
やがてその岩場にある船着き場にボートは停泊しました。
船着き場から急な階段を恐る恐る上がっていくと、洞窟の中にたくさんの仏像が祀られていました。
それにしてもこんな急峻な場所にある洞窟が、聖なる場所として崇められて、多くの皆さんがお参りに来ているとは珍しいですね。
ルアンパパーンから目指すのは
このボートツアーに参加したのは、今回の旅のもう一つの目的であるボートの旅のために、メコン川のボート事情を確認するためでもありました。
ルアンパパーンからボートの旅。
私はボートでメコン川を遡り、タイの北部、チェンコーンまで1泊2日のボート旅を計画していたのでした。
ルアンパパーンからタイの国境であるチェンコーンの対岸、ラオスのファイサーイまでボートで行けるのですが、途中、パックベンという村で一泊しなければいけません。
朝、ルアンパパーンを出発したボートは8時間ほどかけてメコン川を遡り、日が暮れる頃にパックベンに到着するという行程なのでした。
私は船酔いはしない体質でしたが、ラオスのボートに丸一日乗りっぱなしというのは未知の経験なので、果たして大丈夫なのか?という心配もあり、その予行演習として日帰りのボートツアーに参加したのでした。
日帰りのボートに乗った感じだと特に問題はなさそうでした。
ルアンパパーンの船着き場に戻った私は、翌日のパックベン行きのボートの時間を確認してゲストハウスに戻りました。
翌日から、いよいよボートでメコン川を遡る旅が始まります。
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