初めての映画づくりで感じた「これからのチームの在り方」
こんにちは!emoleのふかやんです!
汚いサムネから飛んでくれてありがとうございます。笑
マーケティングの会社をやめてから早くも5ヶ月が経ち、映像の道が一歩ずつ形になっている今日この頃です。
ありがたいことに作ったものが実を結び、会社でもしっかり案件に繋がり、個人での活動においても7月くらいまでお仕事がある状態となっています。
本当に支えてくださってる方や、応援してくださってる皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。(映像で困ったことがあったらいつでもご相談ください。)
短編映画という大勝負
昨年の12月、僕としては大きな大きな挑戦をしました。
映画の制作です。ものとしては15分程のショートムービーとなりますが、
サムネイルにもある通り、僕が人生をかけてやってみたいことである「夢100リスト」の一つでもありました。
10月頃
「クリエイターやアーティストの卵が飛び立てるような場を俺らで作ろうよ!」
という話から着想した映画作り。
映画って、いくら映像を作ってきたからといっても一朝一夕にこなせるものではありません。15分で伝わるストーリーを考え、スタッフを決め、役者を決め、場所を決め、時間を決め……
もちろんこれらを1人で行うわけではないですが、
頭に描かれた物語を、人と共有し0から生み出していくっていうのは本当に大変で、1人でやっていくのとはまた違った難しさがそこかしこに転がっていました。
そんな中任された"照明技師"というポジション
企画が立ち上がったときから関わり続けていた僕ですが、撮影日が近づくに連れ「じゃあ当日みんなどんな役回りで動こうか?」という話に。
映画っていうのは少なめに見積もっても監督、助監督、カメラ、照明、録音、衣装、メイク、美術といったさまざまな役割が必要になってきます。
そこで僕は照明を担当することとなりました。
興味もあったし、普通に乗り気だったのですが、
「あれ?わかったつもりのことばっかりしかなくね?」
と気づきました。笑
そこから必死に勉強&アウトプット…
個人の仕事の撮影時、帰り道の街頭、窓から射す木漏れ日、Youtube、、、とにかく光という光を観察しまくりました。。。笑
とは言いつつも、きっとスタッフやキャストの中で新しいことをやらなかった人はいないと思います。
・ロケハンをする
・使ったことない機材を使いこなせるまで練習する
・当日のスケジューリング
・車の手配
例を上げればキリがありませんね(^_^;)
とにかく全員が学びながら、実践していくスタイルで企画から撮影当日までジェットコースターのように駆け巡りました。
↑読み漁った本達
クリエイターは影の立役者か?
この制作過程で得たスキル、自信、繋がりっていうのは数え切れないほどあるのですが、
僕が最も感銘を受けた言葉があります。
それは今回、
脚本/監督をしてくださった服部正和さん(@Hattori_64)が撮影初日のまだ太陽も登りきらない早朝に放ったセリフでした。
「監督である僕が一番偉いわけじゃないし、
役者が全てを担っているわけでもない。
今日は僕たち全員がエンターテイナーです。」
寝ぼけ眼が一気に覚醒したのを今でも覚えています。笑
チームの在り方=俺ら全員が主人公
クリエイターっていうのはどうしても縁の下の力持ちという風に見られがちです。
僕たちは名作映画の出演者や監督を知っていてもそれを作り上げてきたクリエイターたちの顔や名前を知ることはそうそうありません。
しかし、
役者を照らす光、
コップの形、
印象づける髪型、
カメラのミリ単位の動き、
そのすべての一瞬一瞬にクリエイターの思いと芸術が詰まっている。
どんなコンテンツにも、おもてづらには出てこないクリエイターたちが無数に存在していて、彼らのうちどこかがかけていたら作品は完成しません。
「クリエイターひとりひとりは氷山の見えない部分なんかじゃなくて
同じ目線でバトンを繋いできたエンターテイメントの主人公」
なんだと、僕は今回の映画制作を通して、照明技師というポジションを通してこれからのクリエイター人生でもっとも忘れちゃいけないことを学んだと思っています。
まだまだ真似事かもしれない。それでも・・・
こうして繋いできた僕らのバトンがついに2月に公開されようとしています。
"挑戦"する人の後押しがしたくて、僕ら自身が文字通り"挑戦"した映画制作。
達成感と同時に反省点も山ほどあったし、一流の機材を整えられたわけでもない。もしかしたらただの真似事かもしれない。
それでもきっとこの作品が、
未来の僕らや、まだ見ぬ挑戦者を繋いでくれるリレーの第一走者だと思って、これからも走り続けたい。
共に作品を盛り上げてくださる方へ
最後になりますが、この度僕らが作った「午前0時、視えない声」という短編映画のクラウドファンディングを始動することとなりました。
支援金に関してはキャストや外部からサポートして頂いたスタッフへ還元していく予定です。
そして何より、
・この作品ができるだけ多くの方の目に触れて欲しい
・どこかの誰かがこの作品を見て元気になってほしい
という思いでプロジェクトを立ち上げました。
どうか皆さん、一緒にこの作品と、今後の僕らの活動を広めていく手助けをしていただけたら嬉しいです!
そして情勢が落ち着きましたらたくさん語らいましょう。
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