緑は人を元気にする
新緑の季節です。
花も次々に咲いて、目を楽しませてくれています。
自然は活力がありますね。
この季節は外に出て、新緑の中を歩いてみましょう。
緑のを見ると、元気になれます。
近くの公園や森歩きでリフレッシュ。
私は、ほぼ毎朝、歩いています。
緑は人を元気にする
緑色のものを目にすることで、
ストレスが緩和されることがわかってきました。
コンクリートばかり見ていませんか?
パソコンの壁紙を、森林風景に変えてみる。
窓の外の木々に目をむける。
室内にグリーンを増やす。
きっと、気分が変わると思います。
ちょっとしたことで、その効果を実感してください。
アメリカの病院で、手術後の回復具合を調査した研究者がいます。
その病院は、すべて個室で同じ広さです。
建物は、コの字型をしています。
中庭に面した病室からは、窓の外の木々が見えますが、
外側の病室は、隣のビルを区切る灰色の塀しか見えません。
同じ手術をした患者の入院日数、
痛み止めの処方量などを
過去のカルテから比較すると、
木々の緑が見られる中庭に面した部屋の患者が、
灰色の塀が見える部屋の患者より、
入院日数が短く、痛み止めの処方量が少なかったそうです。
注)性別、年齢を考慮しても、有意な差があった。
もし入院するなら、木が植えてある病院。
そして、緑が見える窓際のベッドを選びたいものです。
理由は分かりませんが、
緑を目にすることは、身体の回復力に影響を及ぼすようです。
人類は森に長く住んでいた
人類が誕生して500万年。
その 99.99%は、自然環境下で過ごしてきました。
産業革命までは、人類は森に住んで進化してきたわけです。
その遺伝子が、森や緑色に安らぎを感じさせているのでしょう。
森林浴は、ストレスを緩和させます。
コルチゾールという、ストレスホルモンが減り、
免疫力を上げるナチュラルキラー細胞も活発になります。
1日森で過ごすと、2週間から1ヶ月の効果があるそうで、
月に1度は、自然の中で過ごすとよいです。
そういえば、森林浴や森林セラピーは、日本が発祥だそうです。
我が国の国土の3分の2は、森林です。
そういえば、幸福度ランキングで1位のフィンランドは、
都市の近くに森が多く、フィンランド人は森歩きを楽しんでいます。
屋外の自然で身体を動かし、新鮮な空気を吸ってリフレッシュし、
課題に向かう活力をチャージして、とてもハッピーになっている。
森歩きでハッピー
そういえば、幸福度ランキングで今年も1位のフィンランドは、
都市と森が近接しています。
フィンランド人は自然の中で過ごすのが好きで、
キャンプやサイクリング、森歩きを楽しんでいます。
文明が発達する前の「森くらし」が身近にある。
こんなサイクルを想像してしまいます。
屋外の自然で身体を動かし、
新鮮な空気を吸ってリフレッシュし、
課題に向かうための活力もチャージして
仕事での課題も解決でき
とても幸福
森の多い日本でもできそうです。
真似するとしたら、
新緑の季節、まさに「今でしょ!」
緑視率を高める
テクノストレスは、自然が癒してくれます。
身の回りにグリーンを増やすと、
視覚に入る緑の割合 ”緑視率” が上がります。
足を止めて新緑に目を向け、
部屋の中にもグリーンを増やして
レジリエンス(回復力)をアップさせましょう。
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