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club houseより偶然が起こった、1日限定『TABI cafe』開店

思わぬ出会いが、人生の可能性を広げてくれます。ただ今は、どうしても外へ出る機会が減り「偶然の出会い」が減っています。

先日、1日限定の間借りでカフェをやってみました。

やってみようと思った理由は、自分たちに関わってくださっている周りの人たちが、こういう時だからこそ、リアルな場で繋がっていくとどういう面白い現象が起きるのだろうという実験場にしてみたかったからです。

このカフェをきっかけに、上手に縁が花開いていくと、良い空間になるなと思って計画をしました。

僕自身、旅が大好きになった理由のひとつは、出会うはずのなかった人との出会いがあること、そして、それは時として人生の岐路になりました。

訪れた人にとって、新たな出会いの交差点となるような、旅の出発地になるようなカフェをテーマに、店名はそのままTabi cafeにしました!!

↓こんなイキった感じの言葉をも書いてみました笑

ワンプレートから旅心を。
日常の食事にも、旅心をもてるような時間を提案します。 
TABI cafeへ来ると、世界地図を拡げた時のワクワクがあるような、新しい発見や出会いの旅になる、そんな夢見心地にする素敵な場所でありたい。



たった1日の運営ですが、僕が最も感じたことは、オンラインで過ごす時間が増えていたこともあってなのか、オフラインはこんなにも「偶然」に溢れていたのか、ということでした。
やはり、club houseよりも生の繋がりはこんなにも楽しかったのです。

お店の前のテラススペースには、僕たちが開発している家でできるサウナ、通称"IESAUNA"(プロトタイプ)の体験ブースを設置しました。

来店いただいたお客さん同士で、サウナのヒーターへ火入れをしたり、アロマの香りをカスタマイズしてみて遊んだり、ちょっとした楽しい共同作業が自然発生的になされていました。

一応、僕もこの空間でお客さん同士の間に起こって欲しい出来事は考慮していて、カフェ運営する側と来てくれたお客さんの境目をいかに曖昧にしていくかを意識していました。

例えばサウナにおいて、僕が火入れやロウリュのやり方を一人に対して教えて、その人が、また他の人に教えて、スムーズな感じで会話が生まれれば良いなと思っていました。

せっかく、自分の大切な人たちが来てくれているので、いかに「みんな」で楽しみを共有するかは大事にしていました。

例えば、今回販売したクッキーは、実はお客さんも一緒に手伝って制作してくれたものだったり、物販でやっていたシルクマスクやバスソルトについてもお客さんの協力があったりするものだったりしました。

「あれは自分がやったんやで」と言ってくれるような状態を期待しておりました。
そして、そんか言葉が出てくるってことは「自分ごと」になっているのだと思います。

活発なコミュニティやチームを形成していくとき、 「あれは自分がつくった」とか「自分が選んだ」みたいなポイントをいかにたくさん作るかが、能動的な組織になっていくカギなのだ!と学びましたね。

TABI cafeへ訪れて、こんなに気軽に実施できるのなら、自分もやってみたいと触発された友人も多くいて嬉しかったです。

そんな時は、「やってほしい」ではなくて、「次は一緒にやらない?」と伝えるようにしました。

もちろん近くで出来る限りはサポートしつつ、主役はその当事者本人である部分を大切に、コミュニケーションをすれば、主体的に動いてくれるのが実感できたように思います。

コロナによって状況が大きく変わり、遊びに出るよりも、安全に暮らして行く優先度が上がっています。
ただ、心理的にも安全性の高い知り合いの中で、久しぶりに楽しんだりして、自分の想像しなかった偶然に出会えることが大事になる瞬間が来るのではと思った1日カフェ運営でした😁

こんな時期だからこそ、いつでも誰かと繋がれる安心感あるコミュニティの大切さを改めて感じ、今後も新たな試みにどんどんトライしていきます!!