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【もの書きの香水棚 1】ル・ラボ『テ ノワール 29』

 2022年9月に香水ブログを立ち上げ、新しく出会った香りの備忘録を綴っています。
 その中でフルボトルの購入を決めたほど惹かれたお気に入り香水をご紹介します。

 今回はル・ラボ『テ ノワール 29』です。

【香りのキーワード】

『紅茶の茶葉』『葉巻』『イチジク』
『ウッディー』『スモーキー』『リーフィー』

【使用した感想、口コミ】

 ブラックティーの香りにイチジクやベルガモットが調和した香り。

 干し草やタバコのようなドライなスモーキーさがあります。ウッディでありながらイチジクとムスクが角を丸くしている印象。

 ちなみにラプサンスーチョンを好む愛煙家の私にはたまらない香りでした!

 メンズ寄りな気もしますが、女性がこれをまとうのもクール。個性的なので、しっかり地に足ついてハイセンスなイメージになりそうです。

 もうずっと吸い込んでいたいほど、とにかく落ち着く。秋の夕暮れ、落ち葉を踏み締めて木々の間を歩くような癒しを感じました。

 普段つけるには個性が強いかな、というときは寝香水にするのもいいかと思います。干し草のベッドですよ。ハイジのベッドってこんな匂いかもしれない……。

【今日の香りの本棚】

『「香水の表情」に就いて』
大手拓次著
青空文庫で閲覧可能。

作者が当時勤務していたライオン歯磨の広告部誌に発表された香水についての漫談。


→『テ ノワール 29』のブログ記事

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