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HSPの同調意識の捨て方。

みんなと同じじゃないといけないと思うのは、日本人だからだ。

日本人の根底には、同調を求める価値観がある。

なぜなら日本は島国だから、生き残るためにはお互いに協力しあうしかなかった。

だから、日本で育った私たちは皆一緒だと安心するし、一緒じゃないといけない思い込みにハマりやすいのだろう。

「出る杭は打たれる」ってことわざがあるくらいだからね。

なんか大きな話をしちゃったけど。

思うにHSPは、日本のみんな一緒という価値観があるからキツイのだと思う。

心身つかれやすいHSPにとって、みんなと一緒である事が求められると、そのギャップに苦しむのは容易に想像できる。


つまり、自分で意識しない価値観に日々縛られているのだ。

日本人で育ってしまったからには、しょうがないのかな。

そこで日本人が持つ「みんな一緒じゃないと」という同調の価値観を抜け出す方法を2つ考えてみた。

1つ目は、自分が所属するコミュニティを選択するのだ。

住む国、職場、仕事、家族を選ぶ。

あなたの選択で環境を変える事ができる。
あなたを受け入れてくれる環境に身を置けば、苦しみを減らす事ができるんじゃないかな。

よく、LGBTの方が住む国を変えると生きやすくなった話を聞かないだろうか?

というのは、性の多様性を認めてくれる国で暮らすと自己を正当化できるので生きやすくなるのだ。

もしあなたに選択のチャンスがあるなら、是非あなたの価値観を受け入れてくれるコミュニティを探してみてほしい。
それで生きやすくなったら最高だよね。

とはいえ、環境を変える事はなかなかに難しい。

そんなときは、2つ目。
いろんな本を読むに限る。

手軽に多くの価値観に触れるので、自分の思考の枠組みを変える事ができる。

最近読んだ本の中で
「インド人は、日本人が持つような一体感を持っていない」
という話があった。

例えばインド人は、インド人を見ても親近感は湧かないらしい。

日本人のような一体感は持っておらず、サッカーでチームプレイも出来ないらしい。

どうやら、お互いがインド人というだけで同調する空気感が無いらしいのだ。
(著書のインド人の個人の見解かもしれません。)

このように日本人の当たり前は、他国から見たらそうでも無いことがわかる。

だから、あなたが他人と同じように出来なくても、つかれやすくても落ち込まなくていい。

あなたはあなたのままで大丈夫ってこと。
そもそも日本人というだけで、周りと同調する価値観があるのだから。

その思い込みを抜けると、自分を卑下せずに済む。

少し広い視点で見てみると、楽になる考えって意外とあるもんだね。









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