【感想】『フォールアウト(ドラマ版第1シーズン)』【ネタバレ有】

タイトルにも記載していますが「ネタバレ有」です。

初報から待ちに待っていたfalloutの実写ドラマ。
私はfallout4を自身のゲーマー人生の中で最高のオープンワールドだと位置付けている程度には4が好きで、語り始めるとちょっと止まらないタイトルなので、それはもう楽しみにしていました。

一方で東海岸を舞台とするfallout4ばかり遊びまくっていた為、それ以前の作品は知識は持ってるという程度で、アメリカ西海岸が舞台と聞いてどこまで楽しめるか不安ではありましたが、全く問題なく楽しむことが出来ました。

まずはなんといっても細部に至るまでの驚異の再現度。
作中そのまんまと言っても過言ではないVault内部やレッドロケットステーション、各種小物や人々の服装に至るまで完璧というほかなかったです。

お馴染みガイガーカウンターのカリカリ音や銃器のＳＥまでそのまま持ってきているのが分かったし、あのうっとおしい飛びつき攻撃をしてくるフェラルや爆発レジェンダリーの再現と思しきクーパーのリボルバーなど本当に好きな人が作ってくれてるという安心感があります。

ここまでやってくれると本作がfalloutシリーズの正史に組み込まれることにも納得がいくというものです。

正史が、という話になると第2シーズンで登場するであろうニューベガスの現状や妙に宗教的になってるB.O.Sへの違和感、プリデュエンが4に登場したものと同一の船なのか、単なる同型艦なのかとかNCRの「fall」とは？とかいろいろ謎を残したまま終わったのはやはり気になりました。

現時点ではこの辺り考察しか出来なさそうですけど、急いでNVをやった方がよさそう、というのだけははっきりしました。
無茶言うなこっちは大量の積みゲー抱えてんだぞ！？

3人の主人公が相互にかかわり合う群像劇にしたのは今思うと大正解でしたね。
4の場合主人公は戦前を知っていて、それでいて全ての派閥に加入するスーパー将軍なので別視点を持つキャラクターが必要なかったわけですが、ドラマとなるとそうはいきませんから。

ルーシーとクーパーはもう明らかに人気が出るのがわかるキャラだったんですけどマキシマスは逆に嫌う人が一定数出そう。ヘタレすぎる。

バスローブ着てポップコーンムシャムシャしてるとこで「コイツほんま・・・」と口にして失笑してしまった私ですが、フィーンド相手の素早い銃撃とか見る限りちゃんと能力はあるタイプのポンコツなのでしょう。
まあダイ大で言うポップの枠というか、成長枠なキャラの雰囲気なのでシーズン2では一層活躍してくれるはず。
彼はNCRの光を見て何を思うのか・・・実は一番期待しています。

骨だけ登場のデス様や今回登場しなかったスーパーミュータントの登場に期待してシーズン２を待ちたいと思います。
いやもう本当に面白かった！早く5も作れベセスダ！