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絵本「まぜて、とかしておりょうりしよう」の紹介と評価

評価

娘:☆☆
ママ:☆☆☆


読んだ目的/きっかけ

娘が幼稚園でお借りしてきた絵本です。今回は「どうぶつパレード100」を借りてきたときのように、「一緒に読もう」と誘われなかたので、おそらく本絵本は娘にとって「すごく気に入って借りた絵本」ではなかったのだと思われます。そのため、「どうしてこの絵本を借りてみたの?」と聞いてみました。すると、娘は「どんなお料理ができるのかなって思ったから」と答えてくれました。娘も私も、本を選ぶ理由は似ているようです(笑)

最近、お料理にも興味を持っている娘です。すごく気が進んで借りた絵本ではなかったとしても、娘らしいチョイスに何だかほっこり笑いたくなった「ママ」でした。

ママの感想

絵本のタイトルから予想していた内容とは異なり、どちらかというと「理科の実験」のような印象の絵本でした。私はとても評価しています。ただ、純粋に「どんなお料理ができるのかな」と思って本絵本を手にした娘にとっては、「期待とは違ったかな?」という感じは否めません。はじめて本絵本を読んだ際には、そんな娘の気持ちが表情に表れていたように思います。

お父さんのお誕生日に、お母さん・お姉ちゃん・弟の三人でご馳走をつくることになりました。メニューは、混ぜご飯にドレッシング付きのサラダ、アイスティーです。本絵本では、上記3品のつくり方が紹介されていました。

そこまでは、普通の「お料理の絵本」ですが、本絵本には上記内容に加えて、「混ぜる」や「溶ける」ことについての観察目線での説明が書かれていました。たとえば、「塩と砂糖は溶けて見えなくなるけれど、パセリやこしょうは溶けない」、「お酢と油は混ぜても時間が経つと分離してしまう」といったことなどです。

上記内容は、その説明だけをしようとすると難しい内容ですが、「お料理」という身近な活動のなかでの「観察」とすることで、幼稚園児でもわかるかたちにうまくお落とし込まれていたように思います。

本絵本は、一見お料理の絵本のようで実は理科の絵本という、とても興味深い絵本でした。理科的な話があまり得意ではない私にとってはとても参考・勉強になる絵本でした。


子どもとやってみる:実験をしてみよう!

「ママの感想」に書いたとおり、本絵本では、下記2点の理科的な内容が書かれていました。

・塩と砂糖は溶けて見えなくなるけどれど、パセリやこしょうは溶けない
・お酢と油は混ぜても時間が経つと分離してしまう

上述の現象について娘は、絵本を読んだだけでは実感が持てずにいる様子でした。また、私が「実際にやってみたい!」と思ったこともあり、パパにも参加してもらった上で、やってみることにしました。まずは息子も含めて、家族みんなで絵本を読みました。そして、実験です!

やった実験は下記のとおりです。

・砂糖をお水に溶かす
 →味の変化と時間が経っても「砂糖」が再度出てこないことを確認

・お酢とこしょうの味の確認

・お酢と油を混ぜてみる
 →何度混ぜても2層に分かれること、上の液体は「酸っぱくない」ことの確認

・お酢と油を混ぜたものにこしょうとパセリを混ぜる
 →こしょうとパセリは砂糖のように見えなくならないことの確認
 →こしょうとパセリは油の層にとどまることの確認

・お酢と油が2層に分かれているところに食器洗い用洗剤を入れてみる
 →お酢と油が混ざることの確認
 →液体の色が変わる(白くなる)ことの確認

最後の食器洗い用洗剤を入れることは、絵本には書かれていませんでしたが、私たち大人の興味からやってみることにしました。上記実験において、娘は混ぜたり味見をしてみたりすることが単純に楽しかったようです。また、私たち大人も実験を楽しませてもらいました。

食器洗い用洗剤を入れた「お酢と油を混ぜた液体」が、想像と異なって白くなったことに驚いたり、お酢と油が混ざらないことは知ってはいましたが、パセリが油の層にとどまることは今回、実際にやってみて初めて知りました。パパとママも娘と一緒に新鮮な驚きを体験させてもらった実験でした。最後に、家にあったドレッシングが油とそれ以外の2層に分かれていることを確認して、実験を終わりにしました。

絵本の内容は娘が期待していたものとは違ったようですが、「実験」をすることで、娘にとっては「より良い内容」の絵本のなったのではないかと期待しています。


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東京大学卒。二児の母。仕事と育児に奮闘(してないかも)。記事内容は絵本の感想が中心。絵本の評価は☆~☆☆☆の三段階です。
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