幼児(2~3歳)の「息子」と読むのにおすすめの絵本(2021年4月版)
息子(と娘)と4月に読んだ絵本のなかから、おすすめの絵本(=息子と私のお気に入りの絵本)をご紹介させていただきます。4月に入り、息子は保育園で進級をしました。そのため、タイトルの「幼児」のあとの年齢を「2~3歳」に変更しました。息子には、この1年、しっかりと成長をしてもらいたいと思っています。その際、絵本の読み聞かせが息子の成長を促す一助となったらとてもうれしいです。
今月は「息子の興味・関心の幅を広げる、好きなことを増やす」をテーマに絵本を選ぼうと思ったのですが… 娘もそうですが、急に「新しいもの(=今まで読んでいないタイプの絵本)」を取り入れようとしても、うまくいかない印象があります。そのため、今月は「電車以外の息子が今、興味・関心があるもの、好きなもの」を扱った絵本を中心に選ばせていただきました。うまく説明はできませんが、息子の「興味の一番外側の線を押し広げること」をイメージして絵本を選んだつもりです。そのため、4月は、読み聞かせの定番のシリーズの絵本に加えて、恐竜やおばけ、働く車の絵本などを多く読むように心がけました。
4月に読んだ約40冊の絵本のなかから、「息子がお気に入りの絵本」、「ママがお気に入りの絵本」をご紹介させていただきます。(各絵本、息子の関心に応じて1~3回読んでいます)
まとめ
<息子がお気に入りの絵本3冊>
1位:がんばれ!パトカー
2位:こわくないこわくない
3位:パオちゃんのすべりだい
<ママがお気に入りの絵本3冊>
1位:おとぎれっしゃ しゅっぱつしんこう!
2位:いろいろばあ
3位:わにわにとあかわに
息子がお気に入りの絵本3冊
絵本を読んだ際の息子の様子や「読みたい!」と言う頻度などから息子の「お気に入り」の度合いを私が判断して、「息子がお気に入りの絵本」としてご紹介させていただきます。
1位:がんばれ!パトカー
息子は、電車が大好きです。なかでも、新幹線が大のお気に入りです。しかしながら、消防車やパトカーなどの「働く車」にも多少の興味を持っている様子が見られました。先日、『でんしゃがきた』を読んだ際、我が家でよくお世話になっている竹下文子さんんと鈴木まもるさんが描かれた作品が多く含まれる「のりものおはなし絵本シリーズ」の存在を知りました。そこで、同シリーズのなかから、息子が好きそうな「パトカー」の絵本を読ませていただくことにしました。
この絵本に対して息子は、私の期待どおり、とても興味を持つとともに気に入ってくれました。この絵本では、パトカーのお仕事の様子を描くことで、おまわりさんのお仕事の説明をしつつ、警察ならではの事件が起こるというストーリーもあり、読んでいて、とてもおもしろかったです。ドキドキする展開に息子も娘も目が釘付けになっていました。この絵本を含む「のりものおはなし絵本シリーズ」はまだまったく読めていないので、来月も引き続き、読ませていただきたいと思います。
2位:こわくないこわくない
4月に『むしさんどこいくの?』という絵本を読ませていただきました。この絵本は息子に大人気の絵本となりました。少し話は変わりますが、我が家では、娘がよく絵本を読み終わった際、絵本の裏側の表紙の中側に書かれた「絵本のシリーズ」を見たがります。そのため、気に入った絵本があると、息子も娘のまねをして、「絵本の表紙の折り返しに絵本のシリーズが載っていないか」と聞いてくれます。『むしさんどこいくの?』を読んだ際、同絵本のシリーズとして『こわくないこわくない』があげられていました。
『むしさんどこいくの?』も『こわくないこわくない』のどちらも息子は気に入っていたため、両方ご紹介をさせていただこうかと悩みましたが… 絵本を読んだ際の息子の様子から『こわくないこわくない』をご紹介させていただくことにしました。
この絵本の主人公のまーくんは、幼児期にありがちな「何でも反対を言う」男の子です。息子は「何でも反対を言う」ような反抗期は迎えていませんが、まーくんに対して共感できるところがあったようです。そんな主人公のまーくんに加えて、息子の大好きなおばけが出てきたことから、息子はこの絵本に引き込まれるようにお話を聞いていました。「こわくないこわくない」は、今でもときどき、親子で口にするフレーズになっています。
息子にとってこの絵本を読むベストな時期は過ぎてしまった気はしますが、『むしさんどこいくの?』と『こわくないこわくない』を含む「とことこえほんシリーズ」は、読み聞かせに取り入れたいと思いました。
3位:パオちゃんのすべりだい
『パオちゃんのでんしゃごっこ』を読んで以来、「パオちゃんシリーズ」は我が家の定番の読み聞かせ絵本です。この絵本は、息子にとって身近な「すべりだい」がテーマだったこと、パオちゃんに起こったほほえましいハプニングがおもしろかったようで、息子・娘ともに大人気だったので、ご紹介をさせていただきました。ちょうど暖かくなってきたので、ソーシャルディスタンスに気をつけながら、絵本の最後に出てくる「自然のすべりだい」を「我が家でも楽しめたら良いな」と思いました。
ママがお気に入りの絵本3冊
私が気に入った絵本をご紹介させていただきます。
息子が「電車のご本を読みたい」と言うため、1日1冊は電車の絵本を読めるように、電車の絵本探しを頑張っています。しかしながら、だいぶ電車の絵本を読んでしまったため… ときどき、息子向けの絵本ではない絵本を借りてしまうこと(失敗?)があります。
この絵本は、息子にはまだ難しかったようですが、娘と私がとても楽しませていただきました。おとぎ列車がトンネルを抜けて到着をする先々には、日本や世界の「おとぎ話」に出てくる主人公たちが本当にたくさん描かれていました。娘と一緒に「赤ずきんちゃんだ!赤ずきんちゃんは読んだね」などと、知っている登場人物を確認しながら楽しく読ませていただきました。
上述のように娘と私が楽しみ過ぎてしまったため、息子が若干、蚊帳の外に置かれてしまった感じがありました… 息子には申し訳なかったと思っています。
2位:いろいろばあ
この絵本は「小さい子向けの有名な絵本」というイメージがあり、「いつか読んでみたい」と思っていました。深い理由はありませんが、4月に何となく読ませていただきました。
上述のとおり、この絵本に対しては「小さい子向けの絵本」という印象があったため、「息子には簡単すぎるかな」と心配をしながら読みはじめましたが… 絵本に描かれた絵具たちの動きがおもしろいこと、「色は混ざると変わる」を息子が十分に理解していなかったなどの理由から、息子は十分にこの絵本を楽しんでいました。また、息子と娘に、チューブから飛び出した絵具を見て何に見えるかたとえてもらったことも良かったようです。
3位:わにわにとあかわに
いつの間にか、私がすっかり「わにわに」の独特な世界に魅了されてしまっていました。この絵本は、我が家で読んだ「わにわにシリーズ」最後の絵本です。
今回は、わにわにの家に小さなあかわにがやってきました。知り合いでも友だちでもないわにわにとあかわにが、和風のお家で過ごすひと時は、どこか懐かしい感じがしました。「わにわにシリーズ」がとても気に入っていたことと合わせて、我が家で最後に読んだ「わにわにシリーズ」のこの絵本を「私のお気に入りの絵本」としてあげさせていただきました。
以上、簡単ですが、息子と私のお気に入りの絵本をご紹介させていただきました。そろそろ息子とは、真剣にトイレトレーニングをしたいと思っています。そのため、5月は息子のトイレトレーニングの意識を高めてくれるような絵本を読み聞かせに取り入れていきたいと考えています。
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