見出し画像

幼児(1~2歳)の「息子」と読むのにおすすめの絵本(2021年2月版)

息子(と娘)と2月に読んだ絵本のなかから、おすすめの絵本(=息子と私のお気に入りの絵本)をご紹介させていただきます。

先月、息子から、「電車のご本が読みたかったです」と何度も言われてしまったため、今月は、「1日1冊は電車の絵本を読むこと」を目標に読ませていただきました。たまに「息子より小さい子向けの絵本だった…」と絵本選びを失敗したことはありましたが、何とか上記目標を達成することができたと思っています。

なお、息子は自分より低年齢のお子さんを対象にしていると思われる電車の絵本にはあまり関心を示しませんでしたが、明らかに「もっと上の子向けの絵本だよね」という電車の絵本は、しっかりと楽しめていたように見受けられました。もちろん、絵本の内容の理解まではきちんとできていない可能性は高そうでしたが、2歳という小さい子どもでも「興味があることには年齢相応以上のパワーが発揮されるのだな」と改めて思いました。今後、息子の様子を見ながら、さまざまな電車の絵本に挑戦していきたいと思っています。

2月に読んだ39冊の絵本のなかから、「息子がお気に入りの絵本」、「ママがお気に入りの絵本」をご紹介させていただきます。(各絵本、息子の関心に応じて1~3回読んでいます)

まとめ

<息子がお気に入りの絵本4冊>
1位:しあわせのドクターイエロー
2位:でんしゃのしりとり
3位:せんろはつづくどこまでつづく
4位:バスなのね
<ママがお気に入りの絵本4冊>
1位:ノンタンにんにんにこにこ
2位:わにわにのおおけが
3位:おおきくなったら
4位:ぐるぐるまわるやまのてせん

息子がお気に入りの絵本4冊

絵本を読んだ際の息子の様子、「読みたい!」と言う頻度などから息子の「お気に入り」の度合いを私が判断しました。

1位:しあわせのドクターイエロー

息子は電車が大好きですが、電車のなかでも新幹線が特に好きです。そして、特に好きな新幹線のなかでもドクターイエローが一番好きなようです(一番好きな新幹線は、日によって、若干、変わります)。そのため、ドクターイエローが主役になったこの絵本は、息子が特に気に入ったようでした。なお、この絵本に書かれている内容は、大人目線で見ても「そうだったんだ!」と思える、興味深いものばかりでした。新幹線を見に行く機会があったら、「回送」の表示が出ないか、私も期待をしてしまいそうです。(絵本によると「回送」表示が出ると、ドクターイエローの可能性があるようです)

2位:でんしゃのしりとり

この絵本は、電車の写真絵本でした。そして、掲載されている電車の名前で「しりとり」が繰り広げられていました。この絵本には、本当にたくさんの電車が載っていたので、我が家では、前半と後半の2日に分けて読ませていただきました。息子は自分が知っている電車を見るたびに名前を言ったりと、とても盛り上がっていました。

3位:せんろはつづく どこまでつづく

以前、『せんろはつづく』を購入した際にはまったく気がつかなかったのですが、最近、絵本ナビを見ていて、同絵本がシリーズ展開をしていることを知りました。そこで、先月、『せんろはつづく まだつづく』とこの絵本を読ませていただきました。どちらの絵本も息子にとっては甲乙つけがたいおもしろい絵本だったようですが、息子が大好きな新幹線が出てくるこちらの絵本のほうに軍配があがった印象がありました。なお、「せんろはつづくシリーズ」は、この絵本だけ鈴木まもるさんが文・絵ともに担当されていました。他の2作品の文は竹下文子さんが担当されていたので…どうしてなのか気になります。

4位:バスなのね

子どもと一緒に読む前に、私が一人でパラパラと絵本のページをめくったところ、「この絵本、おもしろいのかな?」と何となく心配になりました。しかし、私の予想は大きく外れ、この絵本は息子・娘ともに大人気の絵本となりました。この絵本を読み終わったあと、息子は娘の指示のもと、さっそく、絵本の内容をまねして「バスごっこ」をしていました。夫と私も一緒に、「子どもたちのバス」に乗車させてもらいました。

ママがお気に入りの絵本4冊

私が気に入った絵本をご紹介させていただきます。

1位:ノンタンにんにんにこにこ

「ノンタン赤ちゃん版シリーズ」は、「息子よりはもう少し小さい子向けの絵本かな?」と思いつつも、息子がノンタンを気に入っているため、読んでいます。この絵本についても、「息子には簡単な内容だろうな」と思いながら読んだのですが… 思いの外、さまざまな表情を見せてくれるノンタンのまねをすることに、息子が苦戦をしていました。そんな息子の様子に、私はとても驚きました。もちろん、年中さんの娘はしっかりと、ノンタンの表情のまねっこができていたので… 当たり前のことなのかもしれませんが、「豊かな表情をつくることができるのも成長なんだ」ということを、知ることができた非常に興味深い絵本でした。

2位:わにわにのおおけが

我が家の子どもたちは、息子も娘も「ケガに弱いタイプ」です。私からするとまーーーったく大したケガではないケガで、いつも大騒ぎをします。少しでも血が出ようものなら確実に「大事件!」となってしまいます。外で遊びまわって転んでケガだらけの子ども時代を過ごした私からすると、「毎回大騒ぎして!」とつい、子どもには言いたくなってしまいますが、この絵本を読んで「子どもってそういうものなのかな?」と思いました。わにわにのおおけが。ちっともおおけがではありません。けれども、ケガをした指は包帯をぐるぐる巻いたので大きくなってしまいました。上記のような発見と、自分のことを棚に上げてわにわにのことを笑う息子と娘に笑わせてもらったことがとても印象的な絵本でした。

3位:おおきくなったら

生き物について、子どものころと大きくなったときとで、「見た目」が異なることをテーマにした絵本は、他にも何冊か読んだことがあります。この絵本も「生き物の見た目」をテーマにしたお話なのかと思いきや、私の想像すらしなかった素敵で優しい結末が待っていました。そして、その結末に込められたメッセージは、多くの大人が子どもに伝えたいと思う内容だと思います。斬新で素敵な結末がとても気に入ったお話です。

4位:ぐるぐるまわるやまのてせん

山手線は、首都圏で生活をしている人にとっては身近な路線だと思います。私自身も、山手線には何度も乗ったことがあります。しかし、山手線についてこれまでまったく知らなかったことを本当にたくさん、この絵本に教えてもらいました。この絵本を読みながら、「そうだったんだ!」と新鮮な驚きを何度も経験させていただき、とても楽しかったので、「お気に入りの絵本」としてご紹介をさせていただきました。個人的には、この絵本の、高輪ゲートウェイ駅完成後の時点更新版が出版されることを期待しています。

以上、簡単ですが、息子と私のお気に入りの絵本のご紹介をさせていただきました。最近、温かくなってきたので、今月は、春らしい絵本を読み聞かせに取り入れてきたいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?