絵本「スイカワンと きもだめし」のあらすじの紹介と評価
評価
娘:☆☆
ママ:☆☆
読んだ目的/きっかけ
本絵本は、夏休みに入る前、大型書店に立ち寄らせていただいた際に見つけた絵本です。「肝試し」という夏らしいテーマに魅力を感じて、図書館でお借りさせていただくことにしました。
あらすじとママの感想
今日は、主人公の女の子「私」が住む町で肝試しが行われる日です。私は弟と二人で、公園へと向かいました。私と弟が肝試しのコースを歩いていると、スイカを被った「スイカワン」が現れました!
本絵本の登場人物には、名前が出てきませんでした。上述のとおり、主人公は「私」、弟は「弟」と書かれていました。個人名が出てこないこと、きょうだい構成が我が家と一緒という要素が重なったためか、娘も息子も本絵本の登場人物になりきってお話を聞いていたように見受けられました。ただ、二人に「このご本、恐かった?」と聞いたところ、二人とも「このご本も肝試しも恐くないもん!」の一点張りでした。夜、おばけの真似をするとすぐに恐がる息子の強気な発言に…「今夜、ちょっと意地悪をしようかな?」とママは思ってしまいました。
今年も新型コロナウイルスの影響で、どこの地域(あるいは幼稚園や小学校)でも、肝試しは中止になってしまっていると思います。我が家も新型コロナウイルスがなかったら、とある肝試しに参加できていたはずなので本当に残念です。大人になっても、肝試し、というか、夏の夜、ちょっとドキドキしながら公園を歩くことはとても楽しいことだと思っています。言っても仕方がありませんが、本当に残念です。このような状況下、本絵本には、「肝試しの気分」を味わわせてもらえたので、とても感謝をしています。本絵本を見ながら、「恐くないもん!」を繰り返し言っていた娘と息子はとても楽しそうでした。
なお、本絵本については、読みながら「スイカワン」の気持ちについて娘に質問をしてみました。本絵本のストーリーが簡単だったこともあって、娘はしっかりと「正解」を答えてくれました。上記娘との「はなし」は絵本のストーリー展開に関わる内容のため、記載は控えさせていただきます。
本絵本は、夏ならではの肝試し気分とスイカワンにほっこりとした気持ちを味わわせてもらえるとても楽しいお話でした。絵本の内容自体は比較的簡単で、年中さんが主な対象のお話という印象でした。
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